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内容説明
一点一点の作品が世界を切り拓いてきた分野、マンガ。
それは、正解のない時代に心(ヴァーチャル)と市場(リアル)、二つの世界を開拓し続けてきた業界とも言える。
その“運営者”たる編集者の「頭の中身」を、ベストセラー編集者にしてマンガ原作者である著者が探る。
競う・編む・拓くの三部で構成。
「少年ジャンプ」『火の丸相撲』『僕のヒーローアカデミア』
「少年マガジン」『リアルカウント』『風夏』
「少年チャンピオン」『弱虫ペダル』
「ヤングアニマル」『自殺島』『KAPPEI』
「ヤングキングアワーズ」『蒼き鋼のアルペジオ』
「モーニング」『GIANT KILLING』
などを立ち上げたベストセラー編集者たち。
これら少年誌、青年誌、月刊誌に加え、女性向けの「ハーレクインコミックス」からボーンデジタルの「コミックシーモア」まで。
電子書籍雑誌「AiR」の仕掛け人であった著者だからこそできた、各ジャンルの若手からベテランまでを押さえた、類書なきインタビュー集!
※取材対象者の所属名は取材時のものである
※本書は2017年3月27日に配信を開始した単行本「“天才”を売る 心と市場をつかまえるマンガ編集者」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keisuke
4
図書館。2022/10/19
yahiro
2
比較的珍しい、「マンガ編集者」に焦点を当てた本です。「マンガ家」にフォーカスした本というのは世の中にたくさんありますが、編集者がどのような生い立ちで、どのようにキャリアを積んで仕事をしたのか、ということを書いた本は少ないと思います。実際、インタビューされている側は錚々たる作者さんなので、むしろ作者のインタビューが読みたい、と思うほどでした。編集者が単なる「ビジネスマン」だけでない面を見ることができます。2019/08/10
MatsuNoHon
1
雑誌の販売部数は下がってきているとはいえ、まだまだ大きな力を持つ漫画。唯一作品を生み出すことができる作家と二人三脚で、作品を仕上げていく漫画編集者とはどういった人なのか。 新人からベテラン。大手からマニアックな雑誌まで、8人の編集者に実情をインタビューした本。2018/10/19
なかもとこ〜じ
0
面白かった。編集さんの努力もあって面白いマンガが読めるんだなあ。 次は冨樫先生や三浦先生にいかに書いてもらうか苦労してる編集者にインタビューを…(´・ω・`)2017/09/29
ジョイフル
0
編集の仕事を中心としたインタビュー集。 電子書籍やハーレクインーンの漫画化などの話は斬新で面白かった。 ただ漫画家とどう接するかの筆者×編集の話は名指しでの漫画家の話を避けているためかちょっと抽象的だった。 漫画家×編集の対談なんかもあったほうがよかったのでは。2017/08/14