内容説明
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有機反応機構は、有機化学の基礎だけでなく、生命科学の基礎でもあり、重要なものといえます。反応機構を理解することで、分子のレベルで生命現象をひもとくことが可能になります。本書は、有機反応機構を電子の動きから納得して理解するためのテキストです。化学結合論の基礎から反応の立体電子効果まで、軌道相互作用に基づいて、反応機構をわかりやすく説明するとともに、電子の動きを巻矢印で示して有機反応と有機化学の基礎を解説しています。電子の動きによる反応機構の書き方および反応がどのように、なぜ起こるのかを理解することで、初見の有機反応に対して「合理的な反応機構」が書け、多様な有機反応を関係づけて理解できるようになる一冊です。
目次
1 基礎的事項
2 酸と塩基
3 有機反応の機構
4 カルボニル基への求核付加と付加-脱離による置換
5 飽和炭素における求核置換反応
6 脱離反応
7 C=C結合への求電子付加と付加-脱離による置換
8 エノラートイオンとその反応
9 一般酸塩基触媒,求核触媒,そして有機分子触媒
10 求電子性C=C結合への求核付加と求核置換反応
11 転位反応
12 ラジカル反応
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