内容説明
『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』前日譚となる舞台「少年ヨルハ」を、著者:映島巡、監修:ヨコオタロウで完全ノベライズ化。“呪い”と“罰”のはじまりを綴った朗読劇作品「ヨルハ計画」から、舞台では語られなかったヨルハM部隊結成に至るまでの物語を含む、自動歩兵人形・ヨルハの定められた運命を辿る――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アカミネ
18
ゲーム本編のヨルハができる前の前から2Bと9Sは惹かれ合い、殺しあう運命だった。何回繰り返しても、造り直されても、お互いの魂を救い合っていた。真実を知ったら反逆や内乱を起こすのを分かってても色んな性格を持出せるのはやはり人類への憧れ故なのかもしれない…絶望感しかないのに美しつ感じるこの世界観は永遠と死ぬ為に生まれてくるアンドロイドと戦う目的すら忘れた機械生命体で溢れてる。ここでアジの情報源が発覚するのは意外でしたが、せめて彼ら3人は地球の裏側に辿り着いて欲しい。2020/05/21
彼方
9
宇宙人が生み出した機械生命体に侵略された地球を取り戻すべく作られた、アンドロイド・ヨルハ型男性モデルによるM部隊の運命を描かれるNieR:Automata前日譚。どこまででも、ヨルハは残酷すぎる宿命を背負っているのだなと…重くのし掛かる読後感。絶望的な戦場の数々と隠されていた真の計画、ゲームの情報量ではバックアップのある擬似的に思えた死も痛みや無念が感じられ、彼らの中に…そして2Bや9S、A2の中にも本編だけでは読み取れない葛藤、苦しみが渦巻いていたのだろうな…と思わせられて再びプレイしたくなりますね…。2020/05/22
イツキ
9
ニーアオートマタ本編の前日譚。ヨルハ計画が実行されることになった真相が明かされるプロローグが衝撃的でした。どんな形になってもお互いを思い合う二号と九号が切ないです。男性型のヨルハ機体がゲーム本編で少なかった理由が明かされたり実験的な性格が強いせいで理不尽な命令をされながら必死に生き抜こうとする各人の心理描写は良かったですがもう少し二号と九号に焦点を当てて欲しかった気もします。2018/08/04
北白川にゃんこ
4
それはすべての始まりでしかなかったモノ達の物語。布石でしかない命。しかし、生きた。それもまた命にふさわしい。2021/01/12
みずたま
2
9Sが出てくるのかな…?と思いながら読み始めましたがちょっと違いました。それにしても諸悪の根源は誰なの?何処なの?人間が遺言したわけじゃないよね?人類会議のAIの暴走?んーよく分かってないんだな、まだまだ。2022/07/25
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