内容説明
本書では、心理学や行動学などの最新の研究が明らかにした「鳥たちの心」について解説し、それをふまえて、鳥との適切な暮らし方について考えてみたいと思います。
あの行動はどんな意味? どういうふうに私たちのことを見ているの? といった飼い主さんなら誰でも思う素朴な疑問が解決されます。
目次
1章 鳥のことをもっと知ろう
2章 鳥の心、鳥の体
3章 インコの感覚
4章 インコたちの気持ちと感情
5章 人間に求められること、知っておきたいこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オカメルナ
24
インコと暮らしはじめて9年。分かっているようで分かっていないところがあって楽しかった。細川氏のインコLOVEがビシバシ伝わってくる♪普通の飼育本を攻略したベテランさんにも初心者さんにも楽しめる内容でした。2012/09/16
阿呆った(旧・ことうら)
17
◆文鳥は、モネよりピカソが好き!!?奴らはきちんと見分けているのです。鳥=馬鹿ではないらしい。◆文鳥の尾を押さえる実験をした結果、昔いた文鳥たちとまた違う反応を示しました。◇(昔いたノーマル♀はキレまくる/3年前までいた桜♂は、そもそも背後を取られないように警戒心も強い/今いるシナモン♀は、尾を掴まれても気づかないマイペース)◆個体間の性格の差は感じていたけれど、『種による差』だけでなく、『個別の差』もたしかに大きいようです。2016/05/06
mari
5
オカメちゃんいいなぁ~。可愛い♪2013/07/09
michi
5
ワタシの番であるインコ♂が亡くなり彼は幸せだったんだろうかと思い手にした本。鳥は不幸という概念はなく与えられた環境や身体で日々の幸せをみつけていくものと…。嗚呼、鸚哥よ鸚哥。ワタシに幸せを与えし者。2012/11/16
ココアにんにく
4
小川糸さんの小説『リボン』を読了後、なぜオカメインコが逃げたのか?ずっと思っていた疑問が本書で解けました。インコだけでなく鳥類の事が分かるので野鳥好きの私にも興味深い記述が多かった。インコへの素朴な疑問から一緒に生活して気になること、そうだったのか!と思うこと多々。子供の頃いたインコの事をたくさん思い出しました。軽量化故のいろいろな話。表情筋ではなく全身で感情表現。頭が大きく大きな目。印象に残る事柄が多い。時を置いて再読しよう。2017/09/04