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内容説明
ー あなたの会社をどんな会社がいくらで買いたがっているか考えたことありますか?
自分の会社を売るなんて考えたことがないと思う経営者がほとんどです。もしくは、自分には関係ないと思っているでしょう。
欧米では企業の売却に関してはポジティブに話され、どんどん企業が大きくなり、世界中で使われる商品やサービスが生み出されている。しかし、日本でM&Aや売却に対してのイメージは良くない。そんなイメージを著者と6人のベンチャー経営者が変えてくれる。
ファンドや上場企業に売却してシリアルアントレプレナー(連続起業家)となった6人のベンチャー経営者のイグジット理論やベンチャー企業の成長戦略としての売却の考え方、経験を公開。
また上場企業社長とのM&A交渉を経て、彼らが何を望み何を嫌うのかそのポイントに気づき、伝えてくれている。
経営にはスピードが必要。起業するときから知っておくべきリアルな話がここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
36
ミレニアル世代にとって、一つの企業で一生を勤めあげるという日本の昭和的価値観はよくわらかない。かつては一度就職してしまうと、他企業や他業種の実情を知る機会があまりなかったことから、転職したいと思ってもなかなか踏ん切りがつかない人が多かった。しかし、 口コミサイトを見れば、自分と同じ世代・同じような立場の人間が、自分の1・5倍もの給料をもらっていることはすぐにわかるし、SNSサイトなどを通して職場の雰囲気も見えてくる。若い世代のIT関連の起業家や事業家にとって、一つの事業を徹底的に育て上げる価値観もない。2020/02/14
古谷任三郎
6
中田敦彦のYouTube大学で取り上げられていた本。「経営はマラソンではなく、駅伝方式の方がいい」との考え、明確なゴールを設定し、到着できるのかを練る「イグジット戦略」を持つべきだと著者は問う。イグジット戦略の到達点は、①IPO(新規上場)、②継承、③廃業の3つとし、中でも②継承で、M&Aによる会社売却が現実的であり、有効な手段とする。実際、イグジット戦略で成功した実業家たちの話も収録しているので勉強になった。2020/02/24
Yuki
1
社内に制作チームを持っている会社は売れやすい傾向にある。制作チームとは、エンジニアやデザイナーなどの技術者のこと。【レーマン方式】【リテーナフィー】
山田
1
事業立ち上げ時に、いかに企業のゴールを見据えるかが重要か分かった。2020/04/05
佐藤 修平
0
M&A、売却ついて知識を深めたくて読了。 会社を売るまでのエピソードを知ることができた。売却前提の起業ってどうやるのか具体的なプロセスが知りたくなった。 すぐに起業は、する気はないが市場選定やビジネスモデルなどをさらに情報収集して勘所を養っていきたい。2021/06/23