ビッグコミックス ハスリンボーイ（１）

著者名：草下シンヤ【原作】/本田優貴【漫画】

小学館（2018/08発売）

• ISBN：9784098600434

内容説明

新感覚アウトロー！裏社会をサバイブせよ。

欲望あふれる副都心・池袋――
ここには、犯罪をナリワイとする魑魅魍魎がうごめく裏社会が存在する。
彼ら裏の住人に必要不可欠の＜非合法（ハスリン）ツール＞を扱うのが、「道具屋」だ。

奨学金という借金を背負ったタモツは、社会人になる前の完済を目指して、学生でありながら、このアブない仕事で金を稼ぐ…！
次々と降りかかる窮地を切り抜けるのは、ただ一つ“己の才覚”のみ。
ギリギリとヒリヒリの狭間を、頭と機転と言葉で乗り越えろ！！

『東京闇虫』シリーズ本田優貴×『闇のハローワーク』草下シンヤ
最強タッグによる＜リアル裏社会＞の“新感覚アウトロー成長譚”誕生！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[hannahhannah]

ライターの草下シンヤが原作、「東京闇虫」の本田優貴が作画のサスペンス。奨学金を負った大学生の主人公が返済のために、他人名義の携帯電話や他人名義の銀行口座、偽造品を手配する道具屋として活動する。主人公は犯罪者だが奨学金を返済し、まともな社会人を目指している。商売相手はヤクザや半グレ、中国マフィアなどの不良ばかり。巻末の草下さんのサンクス・リストにラッパーのD.Oの文字があった。彼は昔、大麻の所持で逮捕され執行猶予になった。そして今年の６月に大麻の売人の首謀格と目され逮捕されている。今回は実刑を食らうだろう。

2018/09/26

[カラシニコフ]

まあまあ、リアルっぽいし読みやすい。絵も好きだし。　　★★★☆☆

2019/05/04

[笠]

☆☆☆★★ 『アイアムアヒーロー in OSAKA』で見かけた作者。原作付きということで、リアル寄りのアウトロー漫画だが、主人公が奨学金を返すために手を染めている大学生というのが珍しい設定。しかしはっきり言って奨学金を返すためだろうが妹の手術代を稼ぐためだろうがギャンブルのためだろうが犯罪の片棒を担いでいるのは一緒であって、目的が手段を正当化するような言い分は気に入らない。そのくせ、カモが一児の父になると知ると手心を加えるなど半端な偽善心を振りかざす覚悟のないお子ちゃまでは、好きになれそうにないぞ。

2018/08/06

[森川]

レンタル

2020/01/18

[勧善寺藍（かんぜんじ あい）]

経済紙の書評でレビューが載ってて、興味が出て読みました。裏社会がのぞけます。「ウシジマくん」好きな人はハマるかも。次巻も買わなきゃ。

2019/07/02