内容説明
カリスマ講師の授業だから、最速で「全史」がわかる! グローバル時代のビジネスマンに必須の教養があっという間に身につく! 「教えるプロ」現役予備校講師だから○最新の学説を反映○大きな「流れ」がつかめる○歴史が苦手でも夢中になれる楽しい語り口!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
52
受験歴史のまま錆び付いていた脳髄がギギギと動き出すが如く面白かった。先頃読んだ出口治明氏に言わせればお薦めしない図書に当たるのかもしれないが、要点がサクサク掴め点が線となり、さすがはカリスマ講師である。歴史書や時代小説を手に取りたくなる。2020/04/12
kana
45
日本史の本を夢中で読む日が来るなんて。私の日本史は高校受験で途切れてましたが、1年かけて授業受けるより一気に振り返った方が歴史のダイナミズムがわかるし、やはり予備校講師の方の語りは素晴らしい。少ない頁数でも著者なりの言葉で出来事のWHYが示されるので考えさせられることしばしば。所有権あり方、租税の仕組み、意思決定の方法等の試行錯誤に国家という枠組みの難しさと奥深さを再認識。外圧や天災に翻弄され、すぐに腐敗する権力者のエゴにまみれながら、確かな学びと経験に支えられた1人の強い意志で大きく時代が動いたりする。2019/02/13
ちゅんさん
43
難し過ぎず易し過ぎず、いい日本史の復習になった。もちろんまだまだ足りないのでこういう通史系の本をあといくつか読んで興味のある時代の本に移りたい。2021/09/09
Kentaro
40
日本人のルーツには、縄文人と弥生人という二つの系統がある。縄文人は南方、弥生人は北方由来だ。又、我々の歴史は、多くの渡来人によって支えられてきました。ヤマト政権の制定した氏姓制度では渡来人にも姓を与えていたし、神道は、仏教・儒学・国学などあらゆるものと融合することで、自らを語ってきた。渾然一体、これこそが日本という国のカタチをつくってきたのだ。日本は島国なので、ここは日本という一つの国だという意識が残りやすいが、たとえば江戸時代は、280くらいに分かれた小国連合体に近い状態で、これを幕藩体制と呼んでいた。2020/01/23
assam2005
25
「何が起こったのか」ではなく「何故起こったのか」に焦点を当てて、古代から平成までの出来事をあらすじとして語る。予備校の講師の方なので、カリスマ講師の授業を聞いているかのようでした。(いや、実際カリスマ講師なのですが。)教科書には書かれていない細かい事情を話してくれるので、「ああ、そういうことだったのね」と思う箇所がチラホラ。幕末の開国辺りがちょうど真ん中。学校の授業で「間に合わない」と駆け足するあたり。ここから細かい説明が増えており重要なのだなと感じます。歴史って単なる暗記物ではないんだな、と思えました。2018/10/15
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