内容説明
サラは、親友夫婦の船舶旅行に同行していた。ある島に寄港した一行の船の隣に、豪華なクルーザーが停泊する。クルーザーの所有者は、ナポリ名門一族の完璧な貴公子らしい。興奮ぎみな親友の言葉を、サラは聞くともなく聞いていたが、夜のパーティに現れた男性を見て、言葉を失うしかなかった。グイード・バルベリ――二度と会いたくなかった、かつての夫。身ごもっていた子を流産すると、彼の父から手切れ金を渡され、ぼろ屑同然に追い払われたのだから。泥棒猫とまで蔑まれて。身動きできないサラに、彼の怜悧な美貌が平然と微笑んでいた。
*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
4
会計士のサラと、元夫のグィ-ド。 グィ-ドの家族から、暴力で流産させられて、追い出されたサラは、離婚から10年経ってグィ-ドと再会する。 離婚によって、男性不信になり仕事一筋の生活を送っていたのに、親友夫妻を盾に、グィ-ドから脅されてベッドを共にする。 10年前の仕打ちに恨みを持っていたグィ-ドが、全く根拠が無く父親に騙されていた事にショックを受ける。 私なら、ここまで貶められたら、全体に許せないし再婚もしない。 子供の面会権は与えるかも! ただし、弁護士立会いの上でね。 2018/10/06
きき
2
再読。何度も購入しちゃう本。お気に入りだからではなくてヒーローヒロインどちらにも好感持てなくて直ぐに処分しちゃう為、再購入を防ぐ為に今回記録しておく。 こんな仕打ち受けても未練タラタラなヒロインって嫌いです 2019/03/09




