内容説明
「応援する人じゃなく、応援される人になれ」。建太郎がハハオヤに言われたんだって。「応援する」って、どういうことだろう。人は誰かを応援したり、応援されたりしながら生きていくんだよな。前を向いて。顔をあげて。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
91
児童書だけど吉野さんの作品なのでやっぱり面白かった、友達と妹と熱狂的なファンの父親に連れられ横濱スタジアムに観戦に行く小学生の浩記、母親に応援するよりされる人になって欲しいと言われた健太郎に心が揺れる、弱視の妹にずっと寄り添う事が使命だと思っていたが将来の夢も見つけられず焦る、ベイスターズ愛溢れた作品でファンではないが浜の番長の引退の試合を観にいくシーンでは思わず一緒に涙ぐんでしまった。選手を応援する事で自分が元気をもらう、それでもいい。2017/12/13
tan
30
冬休みなので児童書から。野球は全く知識がないけどベイスターズやハマの番長など知っている人も登場して面白く読めました。「夢を持つ」をテーマに読後清々しい気持ちになれ、吉野さんなので安定感があり上手く読ませていました。新年にふさわしい爽やかな風をかんじさせてくれた本でした。2018/01/03
カール
29
久しぶりの吉野さん(^^)児童書ですが、面白かったです。プロ野球の球団や選手が実名で出てくるのでビックリ。横浜ベイスターズを応援する少年が主人公。自分には夢がないと思っていたけど、ひょんな事からベイスターズの応援団に入りたい!トランペットを吹きたい!と夢を見つける。清々しいお話でした。2017/12/11
たんぽぽ
23
爽やかな読後感。勤務校にベイスターズファンの子がいること、夏に吉野さんの講演会に参加したり、商店街での地元の強豪吹奏楽部の演奏をたまたま聴いて、音楽熱が再燃したり…のキッカケで。関内駅周辺では、青い人達をよく見かけるけど、その一人一人にも物語があるんだろうなぁ。私はどこのファンかと言われればタイガースだから、主人公のお母さんと一緒。でもいいプレイにはどこのファンとか関係なく、感動して心通じ合える…そんなところも描かれていて良かった。2018/12/16
shiho♪
21
我が家を題材にしました❓️ってくらい、親近感ありました(笑) 家族でプロ野球応援。家族旅行は⚾️遠征(コロナ前はあちこち行きました)。長男が応援団のお兄さんに話しかける(私は恥ずかしくてしらんふり💦)。長男がトランペット始める(ブラスバンド部に入りました♪)。 大魔神がいた頃は私も横浜ファンでした🌟お話では三浦番長、筒香選手、井納選手、梶谷選手が出てきますが、番長が今監督やってる以外、もう横浜にいないです😞私は三嶋投手が好きです。強気のピッチングがカッコいい!応援って楽しいし、元気をもらえます。2021/06/04
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