講談社文庫<br> 素人庖丁記 カツ丼の道篇

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講談社文庫
素人庖丁記 カツ丼の道篇

  • 著者名:嵐山光三郎【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2018/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061852488

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内容説明

料理の本質は暴力である。あくなき探求心と好奇心と殺気と、どうしようもない食への飢餓心が、人間を料理へとかりたてる。カツ丼の道にはじまり、温泉玉子の冒険、松茸のモモヒキ、千円札のテンプラなどを経て、耕治人夫人の料理に至る、絶妙のエッセイ16篇。ペンを庖丁に持ちかえ、全存在をかけて料理を作る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sawa

4
★★★★☆ カツ丼の道とは、出前のカツ丼がデコボコ道をバイクで走る事によって調理がされるという一種の料理法のこと。さすがの発想。シリーズ2巻の本作でも、嵐山先生の果てしなき好奇心は果てしなく。谷崎の『美食倶楽部』に登場する料理の謎を解いたり、肉饅頭に液体を閉じ込められないか、ハマグリを生きたまま醤油の海に漬ける、相撲の土俵やしめかざりが食べものだったら、ありとあらゆる食材をを味噌汁やサンドイッチの具に、松茸のモモヒキ、千円札の天ぷら、モチで作った冷蔵庫、泥鍋…。解説が村松友視なのにニヤリ。2011/12/04

のりじゃん

0
読んでいると、お腹が空いてくる

きょうこ

0
カツ丼への情熱。2012/12/29

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