内容説明
窓をうつ雨の音、家の中で遊ぶレスカたちの賑やかな声。牧場町に雨の季節がやってきた。町を警備するコータスは、そんなある日、怪我をした一羽の渡り鳥を拾い、群れへ返すため動き出すことになるのだが……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
31
雨季を迎えた牧場町。ジニーの火精霊契約や、怪我をした渡り鳥の治療薬採取等を描いた第4巻。雨降りの日々が続くがステイホームとはいかず、決壊した川の補修や魔の森での薬草採取等、雨に濡れながら町や仲間達の為に働くコータスお疲れ様です。雨降り続きで部屋干し中のレスカの下着を誤って見てしまったコータスと、真っ赤になるレスカの二人が良い感じ(ナチュラルにスルーされるヒビキの下着には同情)。無鉄砲の塊だったジニーの成長が目覚ましく、彼女がいつか冒険者となっても帰ってくるのはあの三人と魔物達が暮らすあの家なんでしょうね。2020/05/03
サキイカスルメ
9
小動物が増えた!わーい!雨季がやってきた町で、ジニーの火精霊との契約や、渡り鳥の救出作戦などの4巻。ジニーメイン回ですね。契約精霊の可愛さが素晴らしかった。ミケ可愛い。張り合うマーゴもめちゃ可愛い。コータスにはチェルナがいるし、イラストに可愛いが溢れてる。猪突猛進から少し成長したジニーとそれを見守るコータス・レスカ、賑やかしながら決める時は決めるヒビキと、みんな仲良しほのぼのファミリーで、いい絆を育んでるなぁと。2018/10/24
真白優樹
5
牧場を雨の季節が包む中、コータスがジニーと共に怪我をした渡り鳥を救う為奮闘する今巻。―――出会いと別れは、背を押し成長へ導く鍵。雨季の中でもいつも通り、魔物達と関わりながらの生活。そんな生活の中、今巻はコータスの弟子であるジニーに焦点を当てており、新たな出会い、強敵との激突、そして飛び立つ雛との別れといった流れの中で、ほんの少しだけ大人になっていく成長の様子が眩しく、可愛らしい巻である。雨の季節は過ぎ、暑い季節が迫る中、王都で王女は何かを画策する。果たして夏にはどんな波乱が待つのか。 次巻も楽しみである。2018/07/21
菊地
2
弟子の成長劇。2019/02/11
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