角川文庫<br> 恋道行〈二〉

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角川文庫
恋道行〈二〉

  • 著者名:岡本さとる【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2018/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041072349

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内容説明

運命的な恋に落ちた絵草紙屋の店番・千七と、茶立女のおゆき。
御家人崩れの悪漢を心ならずも殺してしまい、裏社会の大立者・鬼政一家に追われる身となった。
二人は明日をも知れぬ逃避行を続けるうちに、おゆきが知らぬ間に持たされていた書付が大金の在処を示すものだと気付く。
やがて二人を追う鬼政達や、金の横取りを企む与力らも、その場所を探り当て、これに大金を隠した盗賊も絡み、瀬戸弁財天に悪党たちが集うが……。

「脂がのりきっている岡本さとるの一、二を争う素晴らしい仕事。この物語、すでに映画を超えている」
――崔洋一氏(映画監督)

著者真骨頂の時代恋物語、大興奮の完結巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

96
恋道行シリーズの2作目・完結。2018.07発行。字の大きさは…中。千七とおゆきの愛の逃避行。この2人は、どこまでも大胆不敵であった。恐らく、命にかかわる大変な状況に、惚れた同士が身を置くことで、2人の情緒は宇宙の彼方に飛んで行ってしまっていたのであろう。生きるも死ぬのも一緒だ――。心中を誓った死出の道行きではなくて、邪魔をする馬鹿者達は、力を合わせて殺してやると息巻く千七とおゆきには恐いものなどなかった。淡々と終わっていく、何か物足りない思いが心に残るが…。2020/04/30

たんぽぽ

19
恋道行というタイトル、前巻の表紙から、ギリギリに追い詰められた二人の情念のようなものを感じたのですが、なんだかあっさりと終わって期待外れ。 人をたくさん並べて、あらすじを流し読みしたような感じ。 2018/08/25

ホシナーたかはし

12
1巻が百点満点だったのに、二巻が五十点。前巻は、カバーイラストの切羽詰った雰囲気に惹かれて買って満足していたのに、何故二巻でイラスト変える!?面白いのですが、この終わり方は無いだろう!?いろいろ詰め込みすぎ!残念なところがありすぎて・・・がっかりという言葉が一番しっくりきます。2018/08/02

犀門

3
No.172★★★☆☆何だか2人を取り巻く人物がゴチャゴチャしてて誰が誰だか。こんな調子で次の巻も進むのかね?。2018/10/10

のんぶぅ

3
 足柄で四人連れとなるまで気が気ではなかったが、紆余曲折の果てに二人が辿り着き得たものは、何処かで山下官兵衛・金次が微笑んでいることを祈念したい、三艘が浦で会えたか否かはさておいて。とてつもないこの夏の暑さの中で、一福の清涼感としたい。2018/07/25

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