講談社文庫<br> 私ひとりの私

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講談社文庫
私ひとりの私

  • 著者名:石川達三【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2018/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061310148

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内容説明

人間は孤独の中に生き、孤独の中で死んでいく……。石川文学の底を流れる〈人間の孤独感〉は、母親の死を契機に、他人の飯を喰う境遇につきおとされた主人公の幼い心に早くも芽生える……。自我に目覚めはじめる少年期の多感な心の軌跡を、透徹した眼でつづった長編小説文芸春秋読者賞受賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

13
鳴いているんだよ 半鐘 火事だ 妹生まれる 秋田木材の火災 M43.09 秋田市豪雨 山伏 鳥海山 吹雪の中、待つ母を3人でそり 雪につながる無数の記憶 貸しわらふとん屋 風邪よくひく子 お化けの話 たこあげ 土崎港に近い新屋浜 むかしばなし 母語る タタジという小僧 韓国皇太子 5歳 M43来る 秋田にくる 父は東京の伊庭塾で学ぶ 養子縁組 塾長 伊庭想太郎の父 星享の暗殺者 東京市会議場 議長 星享 叔父とその再婚した叔母に養われることに 塩鮭をみきれも食べる労働者 2008/11/10

しゅんしゅん

8
私小説を敬遠する社会派が描く私小説。幼少期を振り返るときの絶望的な孤独、屈折とエゴイズムの発露。父への憎悪、母への神聖な愛情と恐怖の二律背反。生活状況を鑑ずにひたすら産まれては増えていく家族。大人数の家族に紛れ、特別な愛情を与えられずに振り回され続け、破壊されていく自尊心。社会への弾糾をして生きていく作家がおのれの人生を振り返るとき、やはりどうしたって家族内での体験や経験が精神の破綻を招くものであったことは疑えない。家族内で満たされずに抱き続けてきた想いが噴出して、社会を暴くことに繋がったのではないか。2021/07/02

Kento Isikumada

8
自伝的な。7人兄弟の作者。教師の父親は家庭に無頓着。母親が動き回っている。本来なら他人に隠していたいような子供の時の過ちや親への不信。読みながら本の中に入り、子供になり、その目で話が進む。2014/09/26

みほ

3
初めての石川達三。 読みやすくて、普遍的だった。作者について、あまり知らなかったけど、もっと読みたいと思う。

i-miya

3
M38生まれ(1905) 父は英語教師 兄2人、弟3人、異母弟2人 合計10人の兄弟 7歳で高梁へ 9月 1912年 東京の叔父の家へ 9歳 1914年 1915 10歳、高梁の家へ戻る 父再婚、継母に育てられる 1918 13歳 高梁小学校 首席卒業 東京府立第一中学校、失敗 1年 高梁小学校高等科 1919 14歳(T08)

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