となりの少年少女A 理不尽な殺意の真相

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となりの少年少女A 理不尽な殺意の真相

  • 著者名:草薙厚子【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 河出書房新社(2018/07発売)
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  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309026848

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内容説明

実父、実母殺害など理不尽な事件を取材し続けてきた著者が、少年犯罪の防止には発達の特性の早期発見と支援が重要であることを考察。悲劇を繰り返さないために。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

165
全ての発達障害を抱える少年少女が事件を起こす訳じゃない!どんなに事件後精神鑑定とか取り巻く諸々を明らかにしたところで、理不尽にも亡くなった者は還らない・・発達障害と一括りにするにはまだまだ分からない事も多いし、診断できる医師も少ないだろう。もっとも、親が受診させるのに二の足を踏むのが現状でもあると思う。タイトルに惹かれて読んだが、二章から七章までの事件を起こした彼らを思うと背景は様々だが、暗澹たる気持ちになった。私たちにだって『人間関係の誤解』はある。贖罪を背負い彼らはこれからをどう生きるのだろう。2018/06/26

ゆみきーにゃ

70
《図書館》作者読み。約20年間でこんなに未成年者の殺人犯がいることにビックリ!著者も何度も書いていたけど、発達障害を抱えている人全てが事件を起こすわけではない。本当に難しい問題だと思う。2018/07/17

49
発達障害は少年事件の直接の原因ではないとしながらも、ここに取り上げられている少年A少女Aは全て発達障害だと言っている。これを読んで、「発達障害者=犯罪を犯す」という思い込みで、いじめや差別が起こらなければいいのだが。2018/11/06

たこやき

26
以前に読んだ著者の本でも思ったのだが、なぜ発達障害を凶悪犯罪「のみ」で語るのだろう? 根本的原因ではない、とは言っているが、「この少年は発達障害で、こういう特徴があったのに、近しい人はそれを無視した結果事件を起こした」と連呼するのでは、発達障害=危険な存在、と言っているに等しい。そもそも発達障害の診断については専門知識が必要で、識者により判断が分かれるものも多々。作中に出る人物も議論の分かれる人物は多い。それをド素人である著者が「こうだ」と決めつける時点でいかがなものかと思う。2018/08/08

ココロココ

25
動物虐待と殺人は結びつく確率が高い。先日読んだ絶歌の少年Aもそうだったが、動物虐待がエスカレートして、人を殺してしまうことが多いと感じた。 何かしらのシグナルがある。 そのシグナルに周りが気づいて犯罪を止めることができたらと思わないでもない。 以前はあまり話題にならなかった発達障がいのことも正しく理解して、偏見を持たないようにしたい。 少しでも少年犯罪が減りますように。2018/07/16

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