内容説明
15の課題でアルゴリズムとデータ構造を学ぶ。各章の前半で具体的な事例から原理を理解する。確実に身につけるために各章に練習問題とその解答を配置。また後半ではPythonを使ってアルゴリズムのプログラムを組み、実際にどのように動くかを体験できる。 原理部分の理解と、プログラミング部分が分かれているので、原理が理解できていないのか、プログラムが理解できていないのかが、明確に区別できる。
目次
1.なぜアルゴリズムが重要か
2.アルゴリズムを表現する様々な方法
3.アルゴリズムを比べる方法
4.アルゴリズムを思いつく方法
5.アルゴリズムを改良するコツ
6.アルゴリズムを設計する方法
7.問題に適した設計法とは
8.設計法を応用した並べ替え
9.分割統治法によるソートの分類
10.データ構造はなぜ重要か
11.データ構造に依存したアルゴリズム
12.データ構造を応用した並べ替え
13.データ構造の変更に応じた改良
14.条件に応じた探索の改良
15.目的別のアルゴリズムとデータ構造
付録 Python を使うために!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
好奇心の横断歩道を渡る!
1
Pythonで書かれたアルゴリズムをテーマにした本は意外と少ない中で、とても助かった。アルゴリズムの基になる発想とソースコードがセットで示されている。今回は、マージソート・2文探索木・ヒープソート・ミニマックス法・ダイクストラ法 を中心に読んだ。勿論、その他にもいろいろと書かれている。2019/03/18
鴨川
1
全体の2/3がアルゴリズムの話で、残りがデータ構造。2018/10/08
mutsuono
0
ちゃんと基礎をやりたいと思いつつ、すぐに使えたら嬉しいなという気持ちで、擬似コードではなくPythonで実装されている本書を選んだ。が、写経で終わってしまい、あまり身についた感じがしない。たぶん、解説と実装の間に擬似コードがあれば自分で考えようという気になったのではないかと思う。2019/07/26