日本経済新聞出版<br> 残念な相続

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日本経済新聞出版
残念な相続

  • 著者名:内藤克【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 日経BP(2018/07発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532263799

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内容説明

「もめないために」「相続税を減らそう」――その対策がかえってトラブルを招く!
ベテラン税理士が相続対策の危険なポイントを解説します。

遺産をもらう側の視点から、遺産分割を円滑にする狙いの対策でかえってもめる罠、相続税対策の落とし穴、税務署の恐るべき手口など、要注意のトピックを厳選して解説。各項目の冒頭には、税理士と相談者との会話を設けて話題に入りやすくしています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

33
気をつけないと残念な結果になる例が多くて税理士なしでは経済活動をしないほうが楽だと思ってしまった。1000円未満は切り捨てとはマイナス数千万円も切り捨てってこと?控除可能な場合でも申告は必要だとか、これは本能的に感じていた事だけど。知識のない人は税金をどんどん取られるんだろうな。愚者の税金という意味では宝くじと同じ。税金リテラシーを上げなくては。読友さんの紹介本2019/10/03

aloha0307

23
日経連載のコラムなので、比較的読みやすかった(といっても、時間が経てば??だろうな^^;)大した財産はない が一番苦労するのだね。遺産をめぐり、兄弟が絶縁…これは哀しい 自らの周囲でもたくさんの事例...相続対策=節税対策 が間違っているのがよくわかりました☺ 節税しても無駄遣いはまさに本末転倒だね。2019/07/13

はるわか

14
分割協議のやり直しはできるが、贈与税や所得税がかかる。自筆の遺言は裁判所での検認が必須。借金は親戚中を追ってくる、相続放棄は全員でしないと意味がない。口頭でも成立する死因贈与。とりあえず母さん名義に、で相続税が2倍。節税の基本は年度や名義を集中させず極力分散すること。相続対策の手始めは納税資金の準備。贈与税がかからない代償分割。所得税:不動産の譲渡所得は所得期間(5年超)により異なる。相続するなら領収書付き不動産が理想。所得税の居住用の特例vs贈与税の居住用の特例。路線価で時価をざっくり掴む。2019/07/12

ろここ

13
前半は相続の基礎で目新しいことはなかったけど、知識皆無の人がどういう勘違いをしているかーというのがわかり易かった。後半からへぇと思うことがちらほら。相続人が別々に申告すると財産確定のために税務調査に入らざるを得ない、相続放棄すると義務は第二順位の人に繰り下がって行く(空き家問題)、民泊物件の相続評価、海外不動産の相続対策。相続税には連帯納付義務がある…揉めたら面倒増えるね。2019/09/17

をよよ

10
自身の親のことを考えてみると、本書のようなアドバイスの仕方をしても、耳も傾けてもらえない気ような気がします。知識を持てば持つほどに、やきもきイライラするばかりの未来が見える……。コミュニケーション能力をもっと磨かないと、結局事例をたくさん知っていても役立てられない…orz2020/01/30

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