怪物と呼ばれて

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怪物と呼ばれて

  • 著者名:松坂大輔【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • SBクリエイティブ(2023/04発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815617110

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内容説明

引退した今語る、自らの半生。
怪物のドラマに魅せられる、約15万字にものぼる自叙伝。

“プロ野球生活23年。半分以上は故障と戦う日々だった。よく「天国と地獄」と表現する方もいるけれど、その振り幅の大きい野球人生の中で、本当に多くの方との出会いが僕の財産となった。自分にとって野球とは─。前だけを見て進んだ道を今一度、今度は足裏の感触、周囲の声、景色を見ながら歩き直してみたい。”(本書より)

あの甲子園から現役最後のマウンドまで。
野球と向き合い続けた半生を綴る。
怪物と呼ばれた男は、あの時何を考えていたのか。
人間・松坂大輔の記憶が詰まった、
すべての野球ファン必読の1冊がここに登場。

※カバー画像が異なる場合があります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

28
平成の怪物の呼び名通り、レッドソックス入団に至までの西武の実績(180勝年平均13.5勝)は圧巻としか言いようがない。高卒ルーキーからの3連続最多勝は多分今後出る事は期待出来ないと思う。加えてWBCの2回りのMVPとその後の期待を一身に背負うが、彼も人、故障から暗転して、孤独な戦いに挑む。また折角中日でカムバック遂げた中で、またもや、ファンに肩を引っ張られる?アクシデントによる選手生命を閉ざされた故障に止めをさされる。「松阪世代」と言われる同年代のスターをまとめるオーラをまとった選手だったと言える。2024/10/05

TAKA

25
平成の怪物・松坂大輔の自伝。甲子園でのPL学園との死闘。次戦の明徳義塾との試合で投球練習中の松坂がテーピングを外した時、球場の雰囲気ががらりと変わったのを、今でもはっきり覚えている。晩年の故障に悩まされたのは、高校時代からの投げすぎも影響してるのだろうか?確実に一時代を築いたスターだった。2023/09/01

柊子

17
松坂氏の自伝には、馴染みの選手が多く登場するので愉しい。高校時代から新垣や杉内を相当意識していたことがよく解って、ちょっと笑える(失礼)。また、ロッテファンの私には、黒木さんの一言が松坂を救ったのであれば、とても嬉しく思う。「自信が確信に変わった」という例の生意気なコメントは、実はその後に「今日くらいのピッチングが出来れば…の話だけど」と続くのだが、「自信と確信」だけが独り歩きしてしまったそうだ。なるほどねぇ。2023/04/12

もとむ

13
高校時代から輝かしいキャリアを重ね、プロに入っても新人から大活躍、メジャーに行ってもワールドシリーズ優勝、WBCでも優勝&MVPと、挫折知らずの野球人生に、同じく野球に青春を懸けていた僕としては、「何もかも持ってる人」という順風満帆のイメージしかなかったけど…その裏では凄まじい苦しみや葛藤、そして努力があったことを、初めて知りました。そして全てを終えてボールを置いた時、「感謝」という言葉が溢れるそのお人柄に、読んでいて涙がこぼれましたね。これからの松坂大輔の人生も、きっと素晴らしいものでありますように✨2024/08/18

Ezo Takachin

12
正に高校生時代は平成の怪物と呼ばれるにふさわしい活躍。高2の悔しい思いがあってこその、春夏連覇があった。そして西武ライオンズへの入団。当時東尾監督でよかったのでしょうね。その後、メジャーでの活躍、そしていくつもの怪我との辛い戦い。最後に西武ライオンズで退団できたのもよかったですね。引退試合では松坂らしい球は見れませんでしたが、引退セレモニーは素晴らしかったです。贅沢を言えば日米通算200勝達成をして欲しかったですが、本当にお疲れさまでした。2023/07/06

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