友を待つ

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友を待つ

  • 著者名:本城雅人【著】
  • 価格 ¥1,731(本体¥1,574)
  • 東京創元社(2018/07発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488027889

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内容説明

「親しき仲にもスキャンダル」を信条とし、取材対象者へ独特の感性で切り込み数々のスクープを抜きまくってきた伝説の週刊誌記者が、女性宅への不法侵入と窃盗の容疑で逮捕された。窃盗容疑は否認するなか、取り調べ中に語った「友を待つ」という一言の真意とはなんなのか? その言葉の意味と彼の行動の目的を調べ始めた後輩記者たちは、十年前のある官僚との因縁に原因があることに気づく――。吉川英治文学新人賞受賞の『ミッドナイト・ジャーナル』に続く、傑作記者ミステリ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

92
記者もの。面白かったんですが、こんな複雑なことする必要あったのだろうかという疑問も・・・。2018/08/10

ゆみねこ

75
元週刊誌記者・瓦間慎也が女性宅への不法侵入と下着の窃盗容疑で逮捕された。下着泥棒については頑なに否定し、取り調べ中に語った「友を待つ」の一言。言葉の意味と行動の目的を調べる後輩記者たちと、女性刑事。これは面白かったです。ちょっと瓦間が偏屈過ぎたけれど、面白かったので良し。2018/09/03

Tsuyoshi

69
住居侵入と窃盗の容疑で逮捕された元週刊誌記者の男。否認しつつ「友を待つ」とだけ語る男に対し、親友であり同僚だった男が真相を明かすべく調べていく展開。文章のまとまり的に読みづらい部分もあったものの、事件の背景となったかつての取材対象との因果関係や明らかにできなかった事件の真相、政財界の癒着や特定秘密保護法を絡めるなど内容は興味深く面白かった。2018/08/27

ナミのママ

64
今作も、本城雅人さんの書く独特な記者に惹きつけられました。ハードボイルドな、今では古臭いような個性が好きです。今回は新聞社でなく週刊誌の記者たちが主人公。かつての記者が女性宅の不法侵入と窃盗で捕まったところから始まり、過去の人間関係、政治家と警察と複雑に絡んでいきます。後半、人物が意外にややこしくなりペースダウンしました。が、さらっと解決しないところ、地味な展開でしたが、最後がハッピーだったので良かったです。2018/09/12

Taka

60
本城さん祭り第四弾。今回も記者だが新聞ではなく週刊誌の記者が登場人物。政界のスキャンダルをめぐる因縁に主人公たちが絡んでいく。今までのなかでは1番すきかな。2019/02/28

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