内容説明
詰め将棋の実力がしっかり身につく、5手詰めの詰め将棋問題集です。5手先を見極める方法を楽しんで学べるよう、詰ますまでの「流れ」や「パターン」について、順を追って解説していきます。とくに基本問題の解説では、初手→3手→5手と、1手ごとにその意図や狙いなどについて解説していきますから、思いつきや行き当たりばったりではない、理論に基づいた考え方がよくわかります。さらに演習問題は基本問題30問にくわえ、レベル1、レベル2、レベル3、レベルMAX、そして実戦問題まで、レベルごとに全100問が段階的に用意されています。この5手詰め問題をきちんとトレーニングすることで、実戦の本将棋における終盤力の飛躍的な向上が期待できます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
drago @GW車中泊旅行計画中。
13
こども向けということで前半は基本的な5手詰めが多いが、後半は意外に難問で、瞬間的には解けない。 こどもは飲み込みが早いから、この程度のレベルまですぐに上達するということなんだろう…。 ☆☆☆2018/10/25
drago @GW車中泊旅行計画中。
9
2周目。最後の20問は、やっぱり手強かった。2019/05/11
hiroy
5
5手ハンの緑が全然進まないのでお子様用の5手詰めならどうなのかと思い立って借りてきた。一応一日で100問読了、ではあったがひと目の並べ詰みから始まって大部分は低難度。世の中の5手詰めは難しすぎて解けない!という人に強くお勧め。ただし、5分10分くらいは考えないといけない問題も数問(多分、個人の相性もある)あるし、こうかと思って全然違うスジだった(大間違いだった)というものも数問。95/100くらい。これでも毎日繰り返したら相当強くなるだろう。ただ、ヒントが要らないよなあ、オレが子供だったら欲しいのかなあ。2019/07/28
こゆ
3
現在将棋ウォーズ5級/将棋教室14級の小2が取り組む。中村太地七段の子ども詰将棋本。太地さんのYouTubeチャンネルは時々見ているので、子どもにとってなじみのある存在。3手詰ハンドブック1が一周10分ちょいで解けるようになったので、5手にステップアップ。現在3周ほどして、8割くらいの問題は見た瞬間にわかる模様(棋力差がつきすぎた私にはさっぱりだけど)。あともう1-2周ほどしたら、今度は高橋道雄さんの5手詰に進んでみよう。(難易度は太地さん<高橋さん<浦野さんらしい)2021/08/18
nerozou666
3
級位者にはなかなか難しい5手詰、しかしこの本ならばきっと老若男女問わず易しく解けます。3手詰は簡単だけれど5手詰は難しいという方に是非オススメです。因みにこの本を読むことによって「読みの力」「先の展開を予想しそれを実現する力」を得ることができると序文に書かれています。一手一手地道に考え、夢を実現する力がうんぬんと。やはり中村太地さんのこのシリーズは序文が大変おもしろいですね。2018/10/12