小学館文庫<br> ショートショート千夜一夜

個数:1
紙書籍版価格 ¥627
  • Kinoppy
  • Reader

小学館文庫
ショートショート千夜一夜

  • 著者名:田丸雅智【著】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • 小学館(2018/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094065381

ファイル: /

内容説明

祭りの夜に集う、奇妙な店と妖しの客人。

TBS系「王様のブランチ」出演、ピース・又吉直樹氏主演による映像化など、ショートショート界の旗手として活躍し、注目を浴びている著者。本書では、多魔坂神社で行われるお祭りを舞台に、奇想天外な物語が繰り広げられます。賑やかな祭囃子と綿あめの甘やかな香りにワクワクしながら、でもほんの少しだけ不気味な夜に出逢う物語は予測不可能! 懐かしくも、まったく新しい読書体験をお約束します。
欲しいと念じたものが出てくるヒモくじ屋、そこに現れたゴロツキどもが引いたヒモの先に現れたのは……?(「ヒモくじ屋」)、夜店ですくった人魚がどんどん成長してしまって(「人魚すくい」)、モデルにスカウトされたエリカが行方不明に(「ラムネーゼ」)、降り注ぐ優しい雨を、自分のものにする方法(「雨ドーム」)、人の想いが映し出される不思議なお菓子を買いに来たのは(「夕焼き屋」)他、全20編に加え、しりあがり寿さんによる書き下ろしショートショートを収録。いちどページを開いたら止まらない! たった5分の物語、読めばあなたを魅惑と幻想の世界へと誘います。

※この作品は単行本版『ショートショート千夜一夜』として配信した作品の文庫版となります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

181
多魔坂神社のお祭りが舞台のショートショート。屋台や急須や壺といった道具をテーマになんとも、妖しい世界、幻想的な世界、時にはホラーな世界を見事に書きあげてる。でもこんなお祭りがあったら怖くて行きたくないと思いつつ、やっぱり行ってみたいと好奇心を旺盛にさせてくれる。ラストが怖くもあり切なくもあり、お祭りの舞台にしては寂しくて、こんな終わり方はイヤだなと思ったけど、あとがきのしりあがり寿さんの見事なフォローで、救われた気がする。20編しっかり楽しめた。2021/12/15

Tetchy

116
今までと違い、本書では一貫して多摩坂神社界隈という架空の神社が舞台にされている。コンセプト・アルバムめいた作りになっている。多摩坂神社界隈は不思議で満ちている、そんなコピーが浮かぶほどだ。「人面屋」、「夕焼き屋」、「さくら隠し」が出色で「獅子舞の夜」は書き方を工夫すれば印象的な余韻を残す作品となっただけに惜しい。そんな中でのベストは「人魚すくい」。冒頭のエピソードが思いも寄らないオチへと繋がる好編だ。さて多摩坂神社の祭りはまだ続いているようだ。この神社界隈は今後も田丸作品のワンダーランドとなることだろう。2019/02/08

海猫

79
久々にショートショート作品集を読んでみた。当然ながら、一話が短くサクサク読める。各作品に連続性はないけれど、だいたい多魔坂神社の蚤の市や屋台で不思議なことが起こるというパターンになっている。で、作風がSF的というよりは幻想的。和風な世界観で、郷愁や季節感が漂っているのが特徴。お祭りの場面が多いので夏か秋に読めば気分がもっと出たかもね。オチがビシビシ決まるというよりは、サラリとしているのも特有の味かな。ショートショートにしてはブラックなのが少ないのも印象的。著者の作風の幅を知りたいので、他の本も読んでみる。2021/03/20

ポチ

48
祭りの笛や太鼓、屋台の呼び込みの声、何処かしら非日常的な場所に誘い込まれる高揚した人達。そんな人達を待っているのは妖しげな世界。暫し摩訶不思議な世界を揺蕩って来ました。祭りっていいなぁ。2022/03/27

一華

27
多魔坂神社でのお祭りの夜に起こる摩訶不思議なショートショート。高校生のころ、ドはまりしてた星新一、阿刀田高よりは少しライトめかな…でも、じゅうぶんに楽しめた。わたしも、妖しげな神社のお祭りにちょっぴり怖いけど迷い込んでみたいかも…2021/09/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12924707

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。