内容説明
『精霊の招き人』という特別な存在として異世界に召喚されたアラサ―女子、マーガレット。
けれど大層なお役目もなく、田舎町ミーセリーで憧れのスローライフをま～ったり満喫中！
そんなある日、マーガレットの声が伝わる方法を発見。さらには王太后様が突然お越しになり、『招き人』について驚きの事実が明らかになって……!?
だけどこんな時でも大丈夫！ 美味しいご飯があれば万事解決!!
今日も豊かで満腹なスローライフ、はじめましょう！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
65
よく考えたら、ファンタジー結構読んでました。三組とも順調で嬉しいです！2023/08/13
ｱｶﾂ04号
13
シリーズ2巻目。前作に引き続きただひたすらにのんびりと生活する様に読んでいて癒される。ジャムやケーキを作る描写が楽しそうで、何より作者が料理をする人なのだなぁと感じる。最後にこの世界に呼ばれた理由とその代償が分かるのだけれど、それまでののんびり感から大分シリアス増しで少し驚いた。ただ結果として、マーガレットがやっと本当に心ほぐれたみたいで良かった。ダニエルのプロポーズには泣けるし。残るはレイチェル嬢の恋模様かな？（10/25-11/1）【2020-18】2020/11/01
伶夜
11
完璧なんてないのだから求めなくていい、失敗は話の種になる。（本文より）2021/05/25
佐藤春海
7
心と心の交流がとても温かい。フィクションではあってもこんな温かくて優しい世界があることに安堵する。それは利害損得と生き残ることが最優先の戦国時代に１人逆行して行った上杉謙信や大谷吉継にああ。と、どこか安心する感じだろうか。それは敵の北条氏康や武田信玄でさえというのは彼らの遺言を聞けばわかる事だ。そんな美しい世界が広がっている。生まれた以上何かしなければならないという考えの対極にいるような主人公たちの生活には尊敬の念を覚える。私にはできない生活だなと思うから。日常を丁寧にも生きるってことなんだなあ。2023/04/26
LipvQkwIdPhLKDt
7
とにかく、世界が優しい。 主人公は事故によってできたハンデがあるはずなのに、不満を感じるどころか、周囲に感謝して生きている。 そして、だからこそ愛されるし、みんなに幸せを与えられるのだなあと思う。本当に、心が癒されるお話でした。
