デガウザー（１）

著者名：渡辺潤【著】

講談社（2018/07発売）

• ISBN：9784065120187

内容説明

『三億円事件奇譚 モンタージュ』の渡辺潤が描く新境地！借金を返済するため、貨物船の臨時作業員として船に乗り込んだ矢口求。しかしそれは、壮大な人体実験の幕開けだった。突如船が大きく揺れ、猛烈な頭痛とともに目の前の光景が歪み始める。状況を把握するべく動き出した求の前には、想像を絶する凄惨な光景が広がっており…。世界最大の都市伝説「フィラデルフィア計画」と現代社会が絡み合う、驚愕の国家転覆サスペンス！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トラシショウ。]

現代の広島県、呉市。多額の借金を負った青年・矢口を含む十数人の男達が貨物船の作業員として深夜の港に集う。借金をチャラにするという触れ込みには案の定ウラがあり、突如船内に据えられた巨大なコイルが駆動した時、たまたま個室トイレにいた矢口以外の男達を恐るべき死が襲う。彼は一体何に巻き込まれたのか、生き残り帰宅した自室にあったディスクの｢フィラデルフィア計画｣とは。逃亡の中で出会う奇妙な男の正体とは。｢こんな死に方見た事ない！｣という帯に惹かれて手に取る。都市伝説を題材とするサスペンス(以下コメ欄に余談)。

2018/07/14

[カラシニコフ]

フィラデルフィア計画とか、超好き。　　★★★☆☆

2018/08/31

[カラシニコフ]

半端な正義感は捨てろ　　 キミはもう当事者だ

2019/04/29

[たー]

謎の機械デガウザー…。話の確信が解らないまま、主人公が巻き込まれて追われるという、逃亡物サスペンスです。謎がデカすぎてちょっとリアリティはないけど、先の展開が気にはなります。面白くなるかどうかは1巻だけでは判断できず。2巻も読みます。

2019/12/31

[水面頼光]

Kindle無料版にて。いきなりカイジのパクリかと思ったら全然違う展開。中々に面白かった。絵が色んな人に似ているね。

2019/06/17