角川新書<br> 流れをつかむ日本史

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角川新書
流れをつかむ日本史

  • 著者名:山本博文【著者】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • KADOKAWA(2018/07発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040821764

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内容説明

時代が動くには理由がある。その転換点を押さえ、大きな流れの中で歴史を捉えることで、歴史の本質をつかむことができる--。
 日本列島に人類が住むようになった遥か三万数千年前の原始・古代時代から現代まで、各時代の特徴と、時代が推移した要因を解説。
 なぜそれが起きたのか、その時代に生きた人たちがどのように考えていたのか、史実の間の因果関係を丁寧に紐解いた、第一線の歴史家による最新日本通史!


■日本人はどこから来た?
■縄文時代と弥生時代はどこが違うか?
■邪馬台国はヤマト政権の源流か?
■奈良時代はなぜ政争が多いのか?
■院政はなぜ始まったのか?
■鎌倉幕府滅亡の最大の原因は?
■慶喜は、なぜ大政奉還を決意したのか?
■大正デモクラシーがなぜ戦争の時代につながったのか?
■アメリカ映画「パールハーバー」のウソとは?
■なぜ無謀にも、戦艦大和は沖縄へ向かったのか?
など

[もくじ]
序 章 日本史の流れ
第一部 原始・古代
第二部 中世
第三部 近世
第四部 近代
終 章 現代の日本と世界

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

60
日本の通史だが、最新の研究が盛り込まれており、話し言葉で書かれていることもあって読みやすかった。2018/08/30

Kentaro

37
『魏志』の「韓伝」に「韓は帯方郡の南にあって、東西海を以って限となし、南は倭と接す」という記述があり、これを素直に読めば、朝鮮半島の南部に「倭人」の住む国があったということになる。すなわち、揚子江下流域由来の水稲農耕を受け入れたのは、朝鮮半島南部や日本列島に住む倭人たちだった。日本列島から朝鮮半島南部にまで国を作っていた倭人が、現在の日本人の先祖であることはいうまでもない。彼らは、どこから来たのか。旧石器時代、まだ大陸と陸続きだった日本列島に、東アジアの大陸方面から人が渡ってくる。2021/02/01

アルカリオン

10
自虐史観の訂正的内容が結構含まれている。正直なところ、妥当性は判断できないが、参考にはなった▼「日本近代史は、どうしても日本の侵略を非難しがちになりますが、当時の政府や軍部の考えていたことを理解してみようという姿勢も必要です。これは、彼らの行動を免罪するということではありません」(位置No3990-)▼気になったのは、信頼性が担保されていない一般書がいくつか出典として挙げられていること。とりわけ、髙山正之『変見自在マッカーサーは慰安婦がお好き』(位置No3981-)は書名からしてこの上なく胡散臭い。2022/01/28

あんどうれおん

5
打製石器や土器の記述から始まり、2018年現在の国際情勢への言及をもって締めくくられた通史です。一読して、まさに流れるような318ページだと感じました。故事来歴の詳述を期待することは難しい構成ですが、まず概要を抑えてから詳しいことを掘り下げたい学習者には一つの有力な資料になりえると思います。2024/05/25

フク

5
後醍醐帝は自らの皇統を立てるために、言うことを聞かない鎌倉幕府を打倒したのか。だとしたら全くブレていないのが驚き。2018/09/22

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