内容説明
最近、父親の様子がおかしいと高校生の宏枝(ひろえ)はあやしんでいた。別れた母と年に一度「離婚記念日」と称して会っているのだが、その日が近いからなのか? それとも仕事のトラブル? 宏枝は顔色を読むことにかけては天才なのだ。一方、弟の朋哉(ともや)も母親が落ち込んでいると連絡してきた。調べてみる必要がある? 子たちは親を想い、親は子を想う。家族の再生を描く珠玉のホームドラマ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
22
これ元々90年代前半の作品なのね、その頃に「離婚記念日」ってなんだか先取りしてる感じする。四年目の離婚記念日直前に仕事でトラブルがあったり子供たちにも色々。当日はどうなるかとドキドキで面白かった。珍しく殺人事件は起こらず。2020/01/01
M.kaori☂️☂️☂️🌻🌻🌻☁️☁️☁️🍒🍊🪶🍍
10
ごくごく一般的な家族にも、様々な事件ぽいのはあるな。赤川さんはそれをユニークかつ面白く書くから笑えるし、温かい(*´ω`*)かいけつゾロリみたい?爆笑😂😂2021/01/05
蕭白
6
赤川さんらしい結末に満足です。2018/07/14
teetee1968jp
4
懐かしさから、赤川次郎氏の本を。 オリジナルは1993年(平成5年)だから28年前。だから舞台がそれなりに古い。それを懐かしく読みました。 赤川次郎氏の話は、中年サラリーマンがそれなりにモテるから、(今となっては)うれしい(笑)。2021/11/14
あすみ
3
ドタバタ劇の中に心打つ描写あり、ほっこりしました2022/08/30