内容説明
あなたは解ける? 謎に満ちた物理のはなし。物理学は、いうまでもなく自然科学の一部門です。物理学が扱うのは、小さいものは素粒子や原子、大きいものは宇宙まで、自然全部が対象といっていいでしょう。そして、私たちの身の回り現象の背景には、物理の法則がしっかり関係しているのです。本書では、パズル(クイズ)という形式を入り口にしています。各エッセイの冒頭に掲げられた問題を考えながら、読み進めてください。「ここにも物理法則がある!」という興味深い発見があり、気がつくと、物理への知見が深まっていくことでしょう。 【本書の目次より】フラスコ内に水は落ちるのか?/夕立後の虹の見つけ方/赤ちゃんには聞こえる音/花粉とアインシュタイン/対流と炎の形/長すぎるストローとジュース/パスカルの原理と道具たち/乾電池70個を直列につなぐ/モーターから音楽は鳴るのか?/こっくりさんはなぜ動く?……シリーズ累計55万部突破!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
5
PHPの「面白くて眠れなくなるシリーズ」から物理パズルをチョイスしました。各エッセイの冒頭にクイズがあり、解答する度に物理への知見が深まる素晴らしい仕組みです。中学校のレベル内容とは言え、意外と苦戦したりして😅 お馴染みの物体の重さや熱の伝導、電気や磁気の問題だけでなく、スプーン曲げやこっくりさんまで飛び出す意外な展開に少し驚きでした。2020/10/20
たかひー
3
★★★★ 身近な現象をクイズ形式で取り上げながら、易しく物理について学べる。確かに面白くて勉強にもなった。2019/06/18
suzuki s
2
学校でしっかり習うわけではない、 こういった身の回りに潜む現象を知っておくこと、理解しておくことは難関な入試問題を解く上でも大切。2023/02/13
かりん
2
三度目。 中学生にとっては教科書の応用編、高校生にとっては教科書の内容を日常生活に結びつけたようなもので、物理の理解を深めるような1冊だった。2019/12/15
asky0084
2
★★★☆☆2019/06/18