集英社文庫<br> 中年だって生きている

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集英社文庫
中年だって生きている

  • 著者名:酒井順子【著】
  • 価格 ¥561(本体¥510)
  • 集英社(2018/07発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087457384

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内容説明

「中年ではあるが、おばさんではない」と思っている新種の中年=バブル世代。常に消費の先導役を担ってきたこの世代は、体力的に衰えてきてはいてもまだまだ舞台から降りたくないと思っているのである。だから、同窓会でかつての美女が一気に老け込んでいることにほくそ笑んだり、緩んできた涙腺に戸惑ったり――。人生百年の今、そんな女性たちの生態を鋭い視線で見抜き、赤裸々に綴った新・中年論。

目次

はじめに
花の色は
ハワイ
親旅
チヤホヤ
エロ
更年期
少女性
仕事
バブル
嫉妬
老化放置
感情
寵愛
病気
植物
回帰と回顧
ファッション
感情の摩耗
おせっかい
おわりに
文庫版あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

421
タイトルの突飛さから「読みたいな」と思ってたら、その意を見透かすように心の友より贈られた(笑)いやぁ、この作品で酒井さん、一皮むけたというか、ボーダーライン超えちゃったというか。中年女子だったら納得のあまり、頭ガクガク振っちゃう。まぁなんだ、これからもイタすぎない程度に、中年道を突っ走っていこう。バブル世代として、せめて若者の代わりにお金バンバン使って、景気の下支えをしていこう。2018/10/29

アッシュ姉

65
読友さんのレビューとタイトルに惹かれて、酒井順子さん初読み。あるある、わかるわかるエピソードが盛りだくさんだったけど、面白いとまでは楽しめず、やっぱりエッセイは好きな作家さんに限るかも。2020/01/30

saga

53
先日読了した『泡沫日記』と比べると、同じ指向のエッセイだが、本書は中年女性のネガティブな面が強調される中で、一抹の光を模索するような文章だと感じた。それは「中年女達が全員、髪を染めることもシミを隠すことも突然止めてしまったら、日本全体が「老けた」という印象に」という文に象徴される。ただし、中年の老いも性(下トーク)も赤裸々に描かれているのが面白い。つい自分と比べてしまうが、性差や生まれ育った環境によって中年の受け止め方が違うことも興味深い。しかし、50代の私もチャラチャラした部分を持ちながら生きている。2024/09/30

なるみ(旧Narumi)

23
さらっと読了でした。2018/12/01

まつこ

22
エッセイ集。「私は、中年ではあるがおばさんではない。」…自分にも心当たりあって、苦笑い…。人生に欠落感を覚えている人ほど、激しく老化に抗う…というのは、すごい納得。堂々と老けられる、幸せな人になれたらなぁ。2019/10/26

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