ハーレクイン<br> 小さなラブレター

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ハーレクイン
小さなラブレター

  • ISBN:9784596225221

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内容説明

小さな手紙に落とした涙は、大きな愛の呼び水となり……。

〈ママが死んでしまってそばにいないから手術はこわいけど、手術でぼくの頭痛をなくして、パパをまた幸せにしたいです〉病を持つ少年の手紙を読んで、慈善財団で働くギャビは胸がつまった。少しでも心の支えになりたい一心で少年を訪ねると、そこは、世界的な富豪一族の当主ルカ・ベレッティーニの家だった。父親であるルカは不在で、ギャビは幼い息子とその祖母に迎えられ、少年がしばしでも病を忘れられるよう楽しい時を過ごした。ただ、この子の手紙のことはルカには秘密と祖母に釘を刺される――いつも不幸せそうだと息子に思われていることを知れば傷つくから、と。だが翌日、少年と同じ黒髪碧眼の大富豪が、突然ギャビの職場に現れた!

■実は流産経験を持つヒロインは、母を亡くした少年の気持ちが痛いほどわかり、知らず知らずのうちに魅力的な父子の人生に深入りしていきますが……。思わず涙こぼれる感動作を、HQイマージュを代表する大御所作家レベッカ・ウインターズが書き上げました。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mum0031

2
慈善団体の職員ギャビと、会社経営のルカ&ディーノ。 脳腫瘍の少年からの手紙が届き、 ギャビがディーノに会いに行く。 流産と離婚を経験し、デイーノに出会った事で、新たな人生が始まる。 「天使にも小悪魔」にもなれるディーノの粘り勝ち。2018/08/05

akiyuki_1717

1
夫の浮気による離婚経験のあるヒロインが、慈善団体の仕事で、脳の手術を控えた少年と出会う。雪崩で妻を亡くし、その時の怪我が元で息子の病気が分かり、二年間も心労を抱えるヒーロー。息子がヒロインに心頭する様子に自分もシンクロしていく感じが、そうなるよねぇ…としみじみ同感できた。ヒーローの気持ちはハッキリしてるのに、まぁ事情が事情だけに控えめなヒーローの行動も理解できるけれど、もうちょっとキュンキュンできる要素が欲しかった。息子が天使にも悪魔にもなると分かってるんだから、もっと上手く息子をけし掛けても良かったのに2019/06/06

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