扶桑社BOOKS<br> 赤字30億円からV字復活させた 逆転発想の人材・組織改革術

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価
  • ポイントキャンペーン

扶桑社BOOKS
赤字30億円からV字復活させた 逆転発想の人材・組織改革術

  • 著者名:駒村純一
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 特価 ¥499(本体¥454)
  • 扶桑社(2018/06発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
  • ポイント 100pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594079239

ファイル: /

内容説明

NHK『クローズアップ現代+』、『経済フロントライン』などで話題! 「人生100年時代」「ミドル転職」の光明になる人材活用・組織改革術がここにある!

「人生100年時代」と言われ、中高年のミドル転職が注目を集める昨今。50代を中心とした経験者を「第四新卒」と名づけて大々的な採用広告を打ち、“オッサン”を一括採用して成功を収めているのが、老舗の医薬品・健康食品メーカーの森下仁丹だ。
「第四新卒」とは、新卒(大学などを卒業したばかりの人)、第二新卒(新卒で企業に就職したものの、3年以内に退職した人)、第三新卒(大学院博士卒で未就労の人)に対し、社会人として長年経験を積んだ人材を指して名づけた、同社のオリジナル用語だ。
この「第四新卒採用」というユニークな試みを行ったのが、著者である同社代表取締役社長・駒村純一氏だ。著者は「どんなにイキのいい新卒を採用しても、指導役がいなければすぐに辞めてしまう。彼らの指導役に適しているのは、現場の最前線で働く30~40代ではなく、その上の50代だ」と、オッサンを募集した理由を語る。
実は、何を隠そう、著者自身が三菱商事で30年間勤め、海外の事業投資先社長を務めたのち、52歳でさらなるチャレンジを求めて森下仁丹に転職、「赤字30億円」という倒産危機からわずか3年でV字復活を成し遂げた「第四新卒の成功者」なのだ。
著者は森下仁丹に執行役員として入社後、125年の歴史を持つ老舗企業でさまざまな現代的改革を断行した。『仁丹』一本に頼るのをやめ、そこで培った技術を産業・工業分野に発展させる。同時に組織をフラット化、年功序列を廃したポストの入れ替え、集中と選択ではなく、逆に「線路は10本走らせる」……。チャレンジ精神に満ちたベテランである「第四新卒」の募集は、それら大胆な施策をスピーディーに実行していくうえで必然であったという。 本書では、著者が自身の15年間にわたる企業改革を振り返りながら、人生100年時代に対応する、オッサンを活用した組織で勝つ方法について語る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

5
三菱商事で海外法人の社長時代で、52歳という年齢と、帰国後の自身のポジションを考え、一旦転職のために帰国前に辞表を提出、森下仁丹に入社した。そのとき有利子負債160億、営業利益が20数億円あった所から、取締役として2年、2006年からは代表取締役となる。以降経営の最前線で、事業構造の転換、ならびに第四新卒と呼ぶ、他社で経験を積み、一定の専門能力を持ち、新たな会社で高いモチベーションとチャレンジ精神を持った人材を採用するという人事改革、自社のカプセル化技術を活用したイノベーティブな製品開発などを先導した。2018/11/01

モビエイト

5
森下仁丹を立て直した話で面白かったです。中小企業には良い人材が入ってこない中、第4新卒として40〜60代を中心に採用とは大胆な発想だと思いました。大きな摩擦がおき、会社も良い変化を起こすのだと思いました。給料だけではなくやりがい、ロマンも必要だと思いました。2018/07/21

りらこ

4
仁丹の会社、森下仁丹を復活させた社長による組織と人の活用術の本。なかなか示唆に富んでいて、面白い。なによりもご自分の転職の冒険、第四新卒採用という発想、会議や企画書へのスタンスなど、大企業と終身雇用という物差しが良かったとされていた視点と真逆なのが良い。ただ、きっと中高年が採用されて、イノベーションを起こす!となると抵抗勢力の壁は厚いだろうな。どっちの立ち位置もよくわかるから、興味深く読めた。でも自分の人生って一度きり、人生でも複数の線路を走らせておくのも良いかなと、組織じゃないけど個人としても思った。2018/06/20

Kentaro

3
ダイジェスト版からの要約 入社早々、まず行ったのが意識改革でした。自分たちが何もしなくても商品を買ってくれる人がいるという幻想から会社が目を覚ますために、それは何よりも必要なことだった。意識改革では、いかに森下仁丹という会社が「井の中の蛙(かわず)」状態であるのかということを、強い言葉で繰り返し社員たちにぶつけました。世の中が変わっていけば、社会が必要とするものも変わっていくこと、そしてその変化を意識したうえでビジネスを行わなければ会社に将来はないということなど、企業の存在価値の危機について訴えたのです。2018/09/05

kaharada

1
森下仁丹 復活ストーリー。社内を活性化してくれる人材を求めて、第四新卒の中高年を積極的に採用。鶏口となるも牛後となるなかれ。つなぎめのないシームレスカプセル、ビフィーナ、etc それって仁丹なんだー。2018/10/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12935466
  • ご注意事項

最近チェックした商品