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内容説明
市場開拓、成長戦略を加速する!
「時間を買うことができる」「既存事業の幅を効率よく拡大する」「研究開発やノウハウを吸収する」――。
単なる規模拡大ではなく、将来の競争力強化につながる企業組織戦略の切り札として、いまや一般的なものとなったM&A。
特に日本企業による海外企業の買収が活発化しており、2017年の買収件数は過去最高となりました。今後もその流れは続きます。
内需企業が海外販路の獲得を目指すなどM&Aの裾野が広がりを見せています。
本書は、幅広い読者を想定し、M&Aの目的・意義から、種類、実行のプロセス、さらには法律や会計、税務の問題まで、M&Aに関する基礎的な知識を網羅、わかりやすく解説する入門書です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
81
この分野の本はまだあまり読んだことがないのですが、ファイナンスがらみで読んでみることにしました。まだ日本では本格的なM&Aというのはあまり出ていない気がしますが、小規模なものが数多く出てくる可能性があります。中小企業の高齢化ということで事業承継という場面でこの中のすべての場面ではないと思いますが関係してくる場合があるのでしょう。参考になります。2018/07/12
aloha0307
15
2000年前後 著者にはFAを担っていただき、大変お世話になりました。当時は規模の拡大:まず”買う”ことありき...PMIはほぼなかったし、デューデリも十全にやったわけではなかったな(今だから言えること)。Merger&Acquision:M&AのMはAの一形態だとの私見が正しいと確認できて☺でした。先鋭のM&Aにも詳しく網羅 好著ですね✿✿2020/02/08
Y_Michiari
4
『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』に付随する形で読了。やはり、帳簿外負債の存在が一番のネックで、DDでこれらを精査するためには、弁護士と公認会計士の存在が是が非でも必要。海外M&Aは個人レベルではキツイと思いますが、M&Aの基本的フレームワークを学ぶには良書。何をチェックすべきか、DDでどのような契約を結ぶべきかが書かれています。2018/12/06
ちくわ
3
M&A関連の入門書を読んでみたくて手に取った。構成自体は、M&Aの経営戦略上の位置づけの説明に始まり、実際のM&Aの流れに沿った説明がなされている。個人的には、バリュエーションの部分に関しては、特に他の書籍を紐解かないと理解できないとは感じた。しかし、M&Aを実務において触れたことのない人にとっては、その一通りの流れを知るという目的であれば、手に取ってみても良いと感じた。その後の詳細な事項については、別途定評のある書籍を紐解いていけば良いと感じた。2021/04/12
とりもも
2
新書タイプだが、基本概念は簡潔にわかりやすく記載されている一方で、部分的にためになるエッセンスや実務上の重要なポイントなどが登場する良い本。2018/11/11