話がゼンゼン伝わらない……が消えてなくなる本

著者名：瓜生健一

すばる舎（2018/06発売）

• ISBN：9784799107065

内容説明

本書では、不器用な伝え方の傾向と改善策をわかりやすく紹介していきます。お読みいただければ、なぜ伝わらないのか、その理由がハッキリし、伝え方のコツをイチから学ぶことができるはずです。

伝えるのが苦手な人でも、言いたいことをサッとまとめ、わかりやすく話せるようになる、簡単で即効性のあるノウハウを紹介していきます。
そのため、代表的な「伝え方の型」、すなわちパターンをいくつか紹介します。これらのパターンは実用性が高く、いろいろな場面で応用できるので、皆さんの「ゼンゼン伝わらない」という悩みは、たちどころに消えるはずです。

私は、これまでデザイン業界、広告業界でさまざまなプロジェクトを経験してきました。その中で痛感しているのは、どのようなプロジェクトも、いかに正確かつ効率的にコミュニケーションするかで成否が分かれるということでした。

繰り返しになりますが、伝えるべき内容をわかりやすく、誤解を与えずに伝えること。これが仕事をスムーズに進める出発点になります。ぜひ、この基本を忘れないでください。
日々の積み重ねは必ず物を言います。
近いうちに、上司とのストレスフルなやりとりから解放されます。
職場でも一目置かれ、発言力が高まります。
そして、取引先、お客様へのちょっとしたプレゼンも臆せずこなし、スムーズに仕事を進められるようになるでしょう。
本書が皆さんの快適な社会人生活を支える一助となれば幸いです。
(「はじめに」より一部抜粋)

目次

第１章「ゼンゼン、伝わらない！」はこれで解消できる！
第２章　言いたいことをハッキリさせ、わかりやすく伝える方法とは？
第３章　話を「省略・要約」する習慣をつけよう！
第４章　「で？ だから？」と言われない！　話の“クッキリ”力を身につける
第５章　「話がかみ合わない」を解消する！　話の“ピッタリ”力を習得する
第６章　「話が飛んだ」と言われない！　話の“スンナリ”力を体得する
第７章　これなら上手くいく！　報連相のキホン
第８章　これだけで全然違う！　プレゼンテーションのキホン

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[hk]

■趣旨１■　説明するためには、まず「何を伝えるか？」を吟味することとなる。その後で「どのように伝えるべきか？」を咀嚼することになるわけだ。ここで大切なことがある。それは「何を伝えるか？」が変化すればおのずと「どのように伝えるべきか？」も変化するということ。要は「円転滑脱に伝える」ために肝要なのは、「どのように伝えるべきか？」の「ひな形」を数多くもっていることだ。こうした理由から、本書は伝え方の「型」（どのように伝えるべきか）を紹介していく。　■具体的な手法■　①概要⇒詳細　目的⇒手段の順序で語る。

2018/11/25

[ルル]

具体的な会話を事例に、どう話すか、が取り上げられている為、理解が進みやすいです(*^^*) 加えて、易しく説明してくれている為、本書を意識して読むことで「易しい説明の仕方」も同時に収穫できます(o^^o)

2018/11/17

[やすにぃ]

結論先出し！理由後出し！ これを意識して使い始めると割とスムーズにコミれる。 ただ、他者からの報告がダラダラ理由からくると「で？なに？」ってなる…

2018/07/23

[hase45]

他者と分かり合えないことを前提にした意思疎通の技術を解説した本。基本的なスキルですが、会話の際に意識して使うことでコミュニケーションの効率と精度が確実に上がると感じました。

2018/06/24

[hideko]

“勘違い”に気付くことが第一歩。

2018/07/07