内容説明
Sランク冒険者のカイドとパーティを組んだ、Eランク薬師のキャル。ずっと落ちこぼれ扱いをされてきたものの、彼女の作る処方薬は超万能! その才能をカイドに認められて自信を取り戻し、王都のギルドでランクアップの試験を受けたり、薬作りに精を出したりする毎日を過ごしていた。そんなある日、キャルとカイドのもとに、とある依頼が舞い込む。それは、国の筆頭魔法使いでさえ手こずっているという超難度任務で――元・最弱薬師と最強冒険者のほのぼのファンタジー、待望の第二幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kitten
13
図書館本。1巻を読んでたのでつい2巻も。 こっちの方が、キャラが濃くて面白かった。 オーレリアンの手のひら返しっぷりに笑った。 でもこのシリーズはここで終わりだろうな。 EランクからBランクに上がってしまった訳だから。 「認められていないがとんでもない能力の持ち主」が 疑われながらも実力を見せつける話ってのは、王道の一つだろう。評価、星3 2018/10/03
宇宙猫
12
★★★ 王都でカイド大好き筆頭魔法使いのキャルへの嫌がらせによる騒動。こんなドタバタだったかな。天然娘のほのぼの恋愛ものの記憶だったのに。2019/10/30
粋
6
二巻は曲者揃いで面白かったけど、内容はけっこうシビアだったような。実例を知らないだけで、絶対何処かではありそうで怖い。それも、権力まで加わるとなると…。そんななか、結界をはっているから無傷だというのに、攻撃がたまたま恋人に向いたと激怒するカイドとふざけた調子の魔法使いの戦いが笑わせてくれたわ。しかし、前回の悪者、グランと今回の悪者スラガの処分はどうなったんだろう。2024/03/12
ぽて
5
【Sランク冒険者のカイドとパーティを組んだ、Eランク薬師のキャルの作る処方薬は、実は超万能で…!?ある日、キャルとカイドのもとに、国の筆頭魔法使いでさえ手こずっているという超難度任務が舞い込み…。怪しげな薬の流通経路と黒幕。敵意の矛先。差別と侮蔑】選民意識が高く、あからさまに侮蔑をする人たちがキャルの実力を知ってあたふたするところはニヤリとするけれど、もっとこてんぱんにしてやれと思ってしまう(笑) とはいえ、カイドがキャルを独り占めするための思惑が可愛らしいので、本人たちさえ幸せならよしだな。軽く楽しめる2019/08/24
kinta
5
きっとこの本はライトノベルって枠に入るんだと思いますが、言葉もライト化されていて、キャルを蔑む言葉がイタイタしい。もう少しオブラートに包む大人はいないの!?と叫びたい。お偉いおじさんたちは人格破壊か腹黒犯罪者か、こういう世界は大変…カイドさんが見守るものの、漫才やっている方が多い…本当に大丈夫か、この世界ww2019/07/16