炎上とクチコミの経済学

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炎上とクチコミの経済学

  • 著者名:山口真一【著者】
  • 価格 ¥1,600(本体¥1,455)
  • 朝日新聞出版(2018/06発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784023317062

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内容説明

ネット炎上の参加者は、ネット利用者の約0.5%にすぎない! これまで現場の先入観や経験則だけで判断されてきたウェブでの情報拡散について、科学調査(計量経済学)に基づく知識とノウハウを教える。仕事でウェブに関わる人は必読!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

なかしー

48
SNSをよく使う身として一番関わりになりたくないことといえば何を浮かべるでしょうか? 「炎上」と答える方も多いのではないでしょうか? 本書によれば年間1000件以上の炎上が起こっているんです。 それを聞くと「もしかして明日は我が身…」なんて心配になりますよね?私もそう思っていました。 そうは思いつつ、現代社会で生きて行く中ではインターネットやSNSは欠かせないものとなってきたのも事実です。 これらのツールを上手くお付き合いしていくにはどうしたら良いのか? そう考えた時にこの本を読んで頂くと炎上に2019/11/14

ちさと

24
一億総メディア時代の問題「炎上」&表裏一体にある「クチコミ」について定量的な分析をお届けする本。実態はネット上には極端な意見があまりにも過剰に表出していて、アンバランスな言論空間が形成されている。それでも適切に向き合いながらソーシャルメディアを活用する価値はとても大きいという結論。SNSでの発言を集めたものとネット世論を比べると、全く逆の結果が出ることもあるという。ネットはもうどうしようもないのか?黎明期を超えると変わっていくのでしょうか。2018/11/17

hk

19
情報革命以前においては企業発マスメディア経由の広告とCMによって世論が形成されており、企業にとって都合の悪い真実が表に出ることはまずなかった。だが情報革命によって消費者がソーシャルメディアで意見を表明することが可能になり事態は一転。今や消費者のネット投稿を視野に入れた製品づくりが焦眉の急だ。そしてこのソーシャルメディア時代の産物が「炎上」である。「炎上」とは個人ないし組織の言動に対し、不特定多数の批判や罵詈雑言が殺到している状態をさす。本書はこの「炎上」を主題に据え、定量統計分析を交えて考察していく。 2018/10/26

乱読家 護る会支持!

6
会社のリスクマネジメントとしてネットの炎上を考えないといけなくなったようです。 消費者、怖い!! ((((;゚Д゚))))))) ネットに繋げれる環境さえあれば、誰でも情報発信が出来る「一億総メディア社会」。統計データにより口コミと炎上の実態を明らかにし、炎上への具体的な予防・対処方法を提示する。。。 口コミは市場全体の消費額を年間1兆円以上押し上げる。炎上は年間1000件以上。炎上による株価下落は、工場爆破なみ。炎上の参加者は、高所得者に多い。炎上の動機は、「正義感」から。。。。 2018/12/28

ダンボー1号

6
炎上に加担したことは一切なく「考え」は書いても「感情」は書かないようにしている自分だが炎上の現象には興味はある。 炎上に加担する人は実際のごく少ないマイノリティが何十百と書き込んでいる。よく言われることだが それでも企業は対応しなければいけない。コストなくPRできる反面一歩間違えれば」株価にも影響する。そういう時代なのだな。2018/08/06

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