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内容説明
蘇小底大学2年の白浪理助は、知ったかぶりで大学内の人望を集めている。そんな彼の前に、新入生・濱崎みなとみらい、高校時代の失恋相手・加古川姫姫が現れる。新歓コンパ終了後、みなとみらいと2人きりでバーに行くことになった理助は勢いで告白。早すぎる告白は意外にも成功し、2人は無事付き合うことになるが……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
20
白浜理助と濱崎みなとみらい。背の低さのコンプレックスを知ったかぶりと実人生の過剰な「盛り」で埋めようとする青年と、美人で皆に合わせるのが得意、ではなく単に主体性に欠け押しに弱い少女のおかしなラブコメの完結巻。「インスタ映えする恋愛をしよう」と言う一巻の挑発的な帯からすると、結構こぢんまりとまとまったと言うか、正直巻数的には打ち切り感アリアリだけど、案外きっちりと主張と主題を伝えきって終わった、と言う印象。ネガティブなイメージの「知ったかぶり」と言う言葉をこんな風に捉えるのもアリだなぁ(以下コメ欄に余談)。2018/06/29
leo18
5
1巻がかなり面白かったんだけど終わりかー。なかなか先の読めない展開で、セリフ回しやボケツッコミのセンスが光る作品だったな。次回作も期待。2018/06/28
匙(飯匙倩)
3
存分に笑わせてもらった。ラブコメというよりか会話劇・心理劇としての面白さが際立つ作品。主人公の見栄っ張りが知ったかというよりは最早虚言の域に達しているのでスリリングというかかなり危うい印象があったのだけれど、それを最終的にいい話風に纏めたのがすごい。無知を装うのではなく知を装うことで人は殊勝にも成長していくのだという超理論に不覚にも感動してしまった。「未知の物事に言及しない」とは裏を返せば既知の物事にしか言及しない、ということなので知の閉塞にも繋がる。まったく実存は本質に先立つとはよく言ったものだよなぁ。2018/07/09
ゆうと
1
知ったかぶること。イキること。ボケること。これらが一体となり、大阪という場所で、大学生という人間が表現することの適切さ。面白すぎて衝撃を受けました。2020/11/14
うーよー
0
ダレずに、疾走感があるうちに終わるのが良いと思うので、2巻は丁度いい長さかも。面白かった。2020/09/02