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内容説明
こんなにあるスマートスピーカーの弱点
注目集める「音声インターフェース」の未来
スマートスピーカーやロボット、家電、車などに続々搭載される「音声インターフェース」。誰でもすぐに使えるインターフェースとして急速に注目を集めています。しかし、「スマートスピーカーを買ったけど、すぐに飽きてしまった」「対話ロボットを購入したけど、家ではほとんど話をしない」など、期待が大きかった分、急速に失望してしまった人も少なくありません。
音声インターフェースは万能ではありません。何が得意で、何が不得意なのかを知ってさえいれば、スマートスピーカーもスマホもロボットも、使いやすくなります。
音声インターフェースの最大の特徴は「会話」ができることです。会話の面白さを生み出すには「キャラクター」「コンテンツ」「会話スキーム」が必要で、自然な会話にするには「対話表現」などが欠かせません。これらを実現するには高度な技術であり、UXデザインの領域でもあります。
本書では平易な言葉で音声インターフェースの仕組みも解説しており、前知識なく読むことができます。
未来のインターフェースは今後どうなるのかを、ぜひ、本書で確かめてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
イリエ
10
suzukiさんの感想から興味を覚えて。音声の現状がよくわかりました。どうしてもっと発展しないのか、スッキリ書かれています。そうか、それでペッパー君がいなくなったのか、と。つきつめると人間の側面が浮き上がって、面白いっす。2020/03/14
Hiroo Shimoda
7
音声インターフェースの本。使用技術の説明を読むと改めてSiriやAlexaがよく出来ていることがわかる。千差万別の人の声を聞き取って、意図を理解するのはすごいことだな。2019/01/31
たいそ
5
2018年。音声インターフェースの現状と未来。従来のI/Fは人間と機械の話が多かった気がするが、音声は人間同士のコミュニケーションの話の割合が高いように思った。「照応解析」「スロットフィリング」「湧き出し誤り」「プロソディ」といった技術用語、「クローズ/オープン・ドメイン対話」「タスク/非タスク志向」「レポート/ラポールトーク」「ターンテイキング」「交流分析」「ハイコンテクスト/ローコンテクスト」といったコミュニケーションに関する用語を知ることができた。「声だから便利というのはやや楽観視しすぎな考え方・」2018/08/11
即書評
4
スマートスピーカーはもちろん音声認識付きのAI内蔵ロボット、音声認識付きスマート家電、ゲーム機、の説明があるので、これらの購入を検討されている方は読むと参考になりそうです。詳しい書評はこちらに書いています。https://sokusyohyou.com/post-210.html2018/07/12
suzuki
3
Google Homeなどの音声インターフェースに関する本。2018年3月時点の情報がわかりやすくまとめてあるが、2年経った現在からみると、情報は少し古い。 自分は仕事で音声IF関連に関わっており、何か気づきが得られるかという観点で読んだが、業界について知らなかったことが少し補完されたが、概ね現状整理に留まった印象。 一方で、対話に関する研究理論を紹介する章があって、現状の技術とは直接つながらず本書で浮いた印象なのだが、対話の根本について理解が深めることができたという意外な出会いがあった。2020/01/16




