内容説明
不況が長引き、「お金がない」状態に慣れてきた日本人。しかし、お金はなくとも十分楽しく、センスのある暮らしはできる! フランス生活の長かった著者が、少しのお金で豊かに暮らすことに長けているフランス人から学んだ、生活節約術を紹介。心がラクになる、フランス式「ゼロ出費哲学」エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T坊主
4
1)塾へ行くことへの疑問をフランスに過って住んで思った著者。私も小学生から行かせるのはどうかと思う。2)偏食は飽食の国の仇花。3)将来への不安を募らせる暇があったら、富める国に生まれた事の幸せに感謝しようではないか。国際化とバカの一つ覚えのように唱える前に、日本人の意識改革こそ急務である。4)人参のケーキを作って偏食を治そうとする時間があったら、子供とのコミュニケーションの時間をとって、どうして食べなくてはいけないのかを話した方がよい。それでもつくりたければ、一緒に作ろう。2014/02/21
ミユ
3
目新しいものがないというか・・・、面白くないとは言わないけどなんかタイトルに期待して読むほどじゃない一冊だと感じました。ちなみにせっかくの「少しのお金で~」というタイトルですし、新品じゃなくブックオフにて購入しました(笑)2013/05/20
Haruka
2
おやつは手作りしてみようかと思いました2014/06/01
にたす
2
タイトルからずれているところも多いエッセイ集。この人のエッセイ、前にも読んだことがあるかもしれない。朝から食事の度にパン屋さんに行くのは相当不便だと思うんだけど、冷凍食品が普及した日本に暮らしているからだろうか。2012/10/31
Abdiel
2
フランスで20年生活していた著者が、フランスと日本との生活習慣の違いを挙げ、お金をかけずに生活を楽しむ方法を書いたエッセイ。物を捨てずに修理して使う、家のご飯は簡単な粗食、ブランド物や流行に振り回されず本当に似合うものを厳選して買う、など。読んでみると、フランス人ならずとも日本人でも普通に実践している人は多いのではないかと思う内容も。自分の生活を改めて見つめ、前向きに生活するきっかけになれば良いのだろう。2010/09/03