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内容説明
・何度も同じことを聞く ・いつも探し物 ・財布を取ったと疑う ・ガスの消し忘れ ・リモコンが使えない ・料理がつくれない ・日付の混乱……。「どうしてあんなことを言うのだろう」「なぜこんな振る舞いをするのだろう」「いったい何を考えているのだろう」接する家族は、不思議だったり、悲しかったり、腹がたったりの毎日。しかし“不可解な行動”の理由がわかれば、やさしい気持ちになれるし、対応の仕方も変えられる。対応の仕方は症状の改善にも影響する。本書は、訪問診療で患者の暮らしを熟知している専門医が、周囲の「あり方」「支え方」を図解でわかりやすく説く必携の1冊。知っているのと知らないのでは大違い。認知症の人とともに生きるために欠かせないこと。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瑪瑙(サードニックス)
38
認知症の事が易しく分かりやすく説明されてありました。良かったです。そして何の知識もなく、義母に向き合ってきたやり方が間違ってなかったとほっと出来ました。経験は教師ですね。まだ義母は認知症と診断されたわけではないけれども、この本で得た知識を元に付き合っていこうと思います。段階が進んだあとの事も分かったし、今、打っておくべき手も分かったので良かったです。助かりました。2020/07/05
yukochan
5
親の認知症が思ったより進んでいて、もう一度接し方を見つめ直したいと思って購入した本の中の1冊です。仕事柄、勉強はしてきているから、内容は特に目新しいものはなかったけど、でも、改めて気づき直させてくれた、というのが感想でした。あと、イラストが可愛いので、本当にこの人たちは困っているんだな、と感情移入してしまいました。「ケアの目的=生き生きと過ごせること」という1文が、目からウロコでした。2020/03/07
あすみ
3
認知症の基礎知識だけでなくサポートの仕方や心構えが書かれているの勉強になる。どこ相談すればいいのか、病院ではどのような検査がされるのか、どのような治療法がありどんな薬を使うのか、副作用まで書いてあって有り難い。物忘れ外来には本人が行かなくてもひとまず家族だけでも話を聞いてくれるとあってかなり前向きな気持ちになれる。本当は本人たちにも一緒にきてほしいけど、難しそうだな..。同居していないから毎日電話をするのかですが良いのか。遠方ってわけでもないから定期的な訪問も。考えることやることが多い2023/09/04
もりたのちゃんさえ
3
認知症の方は周囲にいないのだけれども、自分が/周囲が認知症になってから学び始めるのもどうだかな、と思うので読んだ。こういうディテールを読むと、私が普段いかにザックリとしたイメージで現実を捉えているかが分かる。なんと2025年には、日本の人口の5分の1が認知症になると予想されているらしい。日本全国にいる小学生の数より100万人ほど多い。小学生なんてそこら中にいる感じがするけれども、認知症の人がそれよりも多いなんて衝撃的だ。でも確かに、私の住んでいた地域は、学校よりも介護施設のほうが多かった。2019/09/24
さか
2
一般書籍として、認知症の導入本としては非常にわかりやすい本。 専門知識がある人には少し物足りないかも。 復習としていい勉強になりました。2023/01/20