内容説明
福井商業高等学校「JETS」。
チアダンスど素人にもかかわらず、たった３年間で全米制覇を成し遂げた彼女たちだが、その道のりは決して順風満帆ではなかった。
チームを率いたのは女性教師・五十嵐。目標達成のためにプロの指導者、ライバル校の助力を臆せずに乞い、先人の知恵を貪欲に取り込み、ときに反発する生徒たちを導いた。
強い信念と旺盛なバイタリティで夢を掴んだ鬼教師と生徒たちの奮闘と成長を描く感動のノンフィクション！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三代目 びあだいまおう
299
数少ないドラマ視聴でも『JIN』とこの『チア☆ダン』は相当に感動し涙した❗土屋太鳳さんのファンになった。この本は『女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』の真実。実は私も『スクールウォーズ』に感化され高校教師になろうかと結構真剣に考えたものです！部活の顧問を兼任し、生徒達の人生の道標になれるような熱血先生になりたいと！この先生はぶれませんでしたね！心では数知れずブレながら泣きながら信念で夢を追いかけた！教わった生徒さん達も素晴らしい。『一生懸命』は夢への唯一道、人生を感動へ誘う唯一魂だ‼️🙇2020/08/30
ルート
24
女子版のルーキーズって感じか。でもこちらはノンフィクションのようで。不登校の子がエネルギーが少ない子(あるいは発揮できていない子)だとすると、この作品に出てくる子達はエネルギーが溢れんばかりの子達なんだろうな。それを一つに束ねる五十嵐先生。かなり熱血な昔ながらのやり方で、反発も多かったようだけど、このご時世にそれを貫き通しているのはすごいな。例えるなら、「武士道ティーンシリーズ」の磯山香織のような一本気さがある。途中で抜けていった人たちも何かをつかんでいることと信じたい。成功は体験の一部分だと思うから。2018/12/01
今庄和恵＠マチカドホケン室／コネクトロン
17
ドラマ見てコミック読んで映画見て、最後にノンフィクション。原作ではない、創作物とはかなり異なっている。事実はよりハード。手慣れたライターさんの技で、淡々と事実が述べられていき、いらぬ感情の煽りとかなくて逆に滲みる。頑張りだけでなく、いろんなラッキーな偶然が重なったものと思う。もちろんラッキーの上に胡座をかいていたわけでなく、努力がラッキーを生み出した部分も大きいだろう。2024/03/09
Keystone
11
映画よりずっとリアル。暴走する先生が生徒や保護者と衝突するのは当然だと思うし、全米に行くにはとんでもなくお金がかかるのも現実。公立の高校でこんな事をするのはかなり大変だっただろう。ブンがかわいそうだった。2018/12/01
♡kana*
8
『全文試し読み』で。気になってたチアダン。夢を持つことって大切。こういう体験を出きるって、幸せなこと。先生の影響ってすごい大きい。2018/12/02
