渡部昇一の世界史最終講義 朝日新聞が教えない歴史の真実

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渡部昇一の世界史最終講義 朝日新聞が教えない歴史の真実

  • ISBN:9784864106108

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内容説明

リベラルなグローバリズムの行き詰まりと国家再浮上の流れを受けて、日本だけを悪とする戦後世界史の克服を論じた、「知の巨人」と名物コラムニストの未発表対談を発掘。
明治末から昭和にかけての日本人が世界に対して強く意識していた歴史的使命感を言挙げする。
世界史の中の日本近代史と先の大戦の意味を語り尽くした決定版!

「渡部先生と私との対談を公刊するのはこれが初となる。ご逝去の5か月ほど前、世界史の中での日本の正しい評価をテーマに、じっくりお話しする機会を得た。トランプ時代という歴史の転換点で、“日本ファースト”の世界史の見方について論じたのだ」(解説より)

<目次より>
序章 なぜ、世界史対談か(高山正之)
第一章 安倍政権の世界史的使命
第二章 崩壊する「米国製の嘘」
第三章 驚くべき日本の潜在力
第四章 最大の戦後レジーム・朝日新聞のメディア専制
第五章 戦後世界の大転換
終章 迷走して行き場を失う「敗戦利得者」(高山正之)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tomo

11
☆☆☆☆☆ インディアンを虐殺(戦士である男とは戦わず、銃後の妻子から)して西へ、太平洋を渡ってハワイ王国を滅ぼし、フィリピンを植民地化、残るは中華大陸へ。邪魔な日本と戦うのは、当時の状況からすると必然だったんだろう。中世がなく、勇敢な敗者を称える騎士道・武士道精神がないアメリカ。中国と同じで、まったく品性がない。 神話の繋がりを真っ向から否定して歴史の繋がりを断ち、12歳程度の精神年齢と見下した敗戦国に、やっつけ憲法を押し付け、皇室典範をいじくり回して皇室を破壊…マッカーサーの悪行は書ききれない。2023/05/21

TheWho

11
一昨年逝去した知の巨人渡部昇一氏の1周忌を記念して、元産経新聞記者で保守論客の髙山正之が、渡部昇一氏との対談を纏めた痛烈な1冊。著者の論説は、桜チャンネル等で興味深く拝聴していたが、未だ著作を読んだ事がなく、敬愛する渡部昇一氏との対談本が有る事をしり入手した。Youtubeでもお馴染みの米国批判が中核だが、より詳細に米国の歴史断罪からWW2でのルーズベルトの陰謀、そして敗戦後におけるマッカサーへの断罪等辛辣な米国論評に背筋が凍る思いだった。日米安保は大事だが、それを超える外交路線を痛切に感じた1冊です2019/10/29

トラ

6
興味深いものでした。二人の歴史知識の凄さには感服します。ただ、「ウォールストリートから日本にいくらでもどうぞ」という安倍首相の解釈を好意的に思うのは無理だと思いました。ただ、それ以外は、本当にダメなヨーロッパなあれこれがあり、もっと知りたいと思いました。2018/06/07

terry

2
渡部さんの本は結構難解だが、今回は高山さんとの対談形式で僕のような初心者でも読みやすい。米国中心のグローバリズムが終焉する中、勝者米国がつくり左翼メディアが広げた歴史の嘘が暴かれていく。それにしても渡部さんが受けた朝日からの個人攻撃には怒りではなく恐怖を感じる。偏向報道どころではない、言論と言う隠れ蓑を使い朝日の意に沿わぬ者は抹殺しようとする姿は犯罪そのものではないか。ネットを見たら、38年前のこのフェイク対談が一部ではいまだに事実として扱われていた。朝日の罪は大きい。2018/06/30

古本虫がさまよう

2
高山正之さんと渡部さんとの対談本。歴史歪曲を続ける中国やアメリカの論者などに対して、的確な反論を展開。安倍首相自身が、いろいろと奮迅している点を評価もしている。「朝日とNHKと違うことをいう文藝春秋」が、近年、同じことをいうようになったことを渡部さんは嘆いている。多様なジャーナリズムの形成が…。2018/05/18

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