内容説明
日英同盟の影の立役者・柴五郎、インドネシア開放の父・柳川宗成、沈み行く船の艦長・佐久間勉、神様になった警察官・増田敬太郎…博多の歴女が、知られざる日本の英雄たちを語る!
※本書は二〇一四年一月に小社より刊行された単行本『日本人の知らない日本がある こころに残る現代史』を改題し、加筆・修正して文庫化したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スー
17
61知っている人物の話も初めて知る人物の話もとても良かったし泣ける話ありました。日本の良い所知りたい人には最適だと思います。個人的には木村強の話が読みたかったので無かったのが少し残念です。2023/09/21
りょうぶろぐ
3
日本の歴史の隠された真実を知ることができる。 日本人の美しさや、カッコよさが読んでいて誇らしくなりました。 昔の方々は貧しくても美しい心を失わずに信念を持っていたと感心した。 現代を生きる私も忙しさに忙殺されて汚い考えにならず、余裕を持って美しい生き方をしたいと思った。 2020/08/18
まつさや
2
伝記の本には載らないような、でも、日本にはすばらしい人がたくさんいたんだな、と日本人として生まれたことを誇りに思える本でした。 中でも、ポーランドの孤児に対する対応や、アキラ・カトウさんのことは知らなかったので、改めて詳しく調べたいです。 戦争の中での話も書かれてましたが、著者のいう、歴史上の出来事のプラス、マイナスの両面を知った上で自分なりの歴史感をもつ…これからも歴史から学んでいきたいと思います。2023/07/09
千本通り
2
「読書のすすめ」さんが推していた本。日本精神、すなわち「自分さえよければいい」という考え方ではなく、みんなのことが考えられること、「今さえよければいい」という考え方ではなく、次の世代のことまで考えられるということ、さらに正直で、勤勉で、親切で、責任感があって、自分の仕事に誇りをもっている、人間の持つ美徳の詰まった精神。それを具現化した人々の話。しかし、残念ながらそれは日本人の良い面ばかりに光が当たった話だからでもある。2023/04/05
ui
1
読み終わったあときっと日本のことが好きになっています。2018/12/01