角川文庫<br> どくとるマンボウ航海記

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角川文庫
どくとるマンボウ航海記

  • 著者名:北杜夫【著者】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • KADOKAWA(2018/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041063354

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内容説明

ひょんなことから水産庁の漁業調査船に船医として乗り込み、5か月半の航海に出た著者。ゆく先々は珍事や怪事に溢れていて……笑いとユーモアに満ち溢れた自伝的航海記!

※本書は昭和四十年に小社文庫にて刊行されたものを復刊に伴って改版したものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーさん☆本に埋もれてます(⁠╯⁠︵⁠╰⁠,⁠)

69
出版社別!昭和46年発行。ルビがまったくありません!!!2019/08/11

剛腕伝説

16
何十年ぶりかの再読。懐かしかった。船医としてマグロ漁船に乗り込み、港港で繰り広げられる出来事を面白可笑しく綴っている。本当に魅力のある人だった。2021/10/23

おっとー

12
筆者が船医として「照洋丸」に半年間同乗し、世界を巡ったときの記録。記録といっても日記でもなく業務日誌でもなく、むしろ立ち寄った地でのあれやこれやが自由奔放に詰め込まれている。たぶん賢い人だし船医としての業務も飄々とこなしていたのだろうけど、自己顕示や苦労談は全くなく、単に「おもしろかったこと」だけを凝縮している。オリエンタリズムも日本スゴイもなく、差別意識もなく、純粋に土地の人々と話して触れ合う。危険な誘いにも乗ってみる。船を通じた境界なきつながりを読者も体験することができる。2020/07/04

鶯@芒羊會

8
【電】とある方のおすすめ作家さんを初読み。面白おかしい語り口調に、本当にどこまでが現実なのかふわふわしながらのんびり読んだ。船旅や外国の景色の描写に少し時代を感じる部分はあるものの、色々なところに注目して外国を感じているのがいいなと思う。さすが医師なだけあってというべきか、すごく土台の部分がしっかりしている感じ。面白かった。2023/05/05

モルテン

7
中学生のとき母から「面白いよ!」と勧められて読み始めたものの、全く面白さが分からない。読み進めるのに挫折すること2〜3回、ついに読むのをやめてしまった。さて、それから時間がたち、何か気楽に読めるものを、と本棚を探してこの本を手に取った。今度は面白く読んだ。中学生女子には合わない本だったのか、私の精神年齢が低かったのか。2024/03/22

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