山と溪谷社<br> 琴乃木山荘の不思議事件簿

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山と溪谷社
琴乃木山荘の不思議事件簿

  • 著者名:大倉崇裕
  • 価格 ¥1,496(本体¥1,360)
  • 山と溪谷社(2018/06発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635171953

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内容説明

気鋭のミステリ作家が挑む「山岳×日常の謎」の新機軸!
架空の山小屋を舞台にそこで起こる不思議な事件を解決していく中編集。

第一話:晩秋。小屋の窓から見えた人魂の正体は? 

第二話:3月。新雪が積もった離れの部屋で男が倒れていた。
周囲に足跡はない。これは密室?

第三話:梅雨。車を停めて山に登り、下りてきたら車の位置が変わっていた。
キーはロックされていたはずなのに。

第四話:7月。登山道の指導標が3年連続で故意に動かされた。
いったいなぜ? 

第五話:9月。7年前に起きた失踪事件。
失踪した男が琴乃木山荘の従業員になっていた!?

第六話:晩秋。山荘玄関の看板が消えた。
見つかったのはなんと山頂だった。

第七話:冬。絵里は山荘のバイトを辞めるか迷っていた。
ある暗号を解けばその決断ができるはず。
暗号が解けたとき現われた驚愕の真実とは!

※本書は、山岳雑誌『山と溪谷』2017年4月号~2018年3月号に連載された山岳小説に書き下ろし一編を加えて単行本化したものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

107
面白くなくはなかったけど軽かった。ヤマケイ連載だったのならそれも仕方ないか。琴乃木正美、石飛匠、棚木絵里の3人以外に固定キャラが出てこないというのもなんだかね。山岳捜査官の原田はあの原田なのか?原田昌幸だったっけ?2018/11/26

初美マリン

101
7話からなる短編小説、1つ1つもう少し長くても良かったかな?こう続いて読むと山への憧れが募る、いいだろうなあ2019/01/03

ゆみきーにゃ

98
山小屋を舞台にした短編集。一話一話短編ではなく長編として読みたかったな〜里水編集長のお話はギュギュギュっと詰め込まれすぎてもったいない。2020/03/07

aquamarine

94
山岳小屋から見える人魂、新雪の積もった足跡のない離れに忽然と現れた倒れている男、動かされた指導標…。山小屋を舞台に、七つの謎が解かれます。帯には山岳×日常の謎、とありますが、その謎の行きつく先は、話を重ねるごとに重くなっていき、しっかりとしたミステリを堪能しました。視点はアルバイトの絵里、探偵役は同じ山小屋で働く石飛。この石飛自身も謎の人物で気になります。一番の好みは思いがけなく真相にほっこりした「竜頭岳と消えた看板」。大倉さんの山岳ミステリは未読ですが、そちらも読んでみたくなりました。2018/09/19

みかん🍊

89
竜頭岳の山小屋琴乃山荘でアルバイトをする絵里の周りで起こる謎をオーナーとベテランアルバイト石飛が解決していく連作7編、幽霊騒動や密室の遭難者などのちょっとした日常ミステリーからだんだん殺人事件など重い内容も、最終話の事件は死の直前に暗号を送るとか都合良過ぎるのではというのもありましたが、荘厳な山の風景とかサクサク楽しめる作品でした。2019/10/31

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