世にも不実なピアノソナタ（１）

著者名：欧坂ハル【著】

講談社（2018/06発売）

• ISBN：9784065117705

内容説明

何かに感動することがなく、好きという感情もよく解らない環奈。当然、男性との恋愛もうまくいかず、バージン歴を更新中。しかし、ピアニスト成澤凱の奏でる、ラフマニノフのピアノソナタを聴いた環奈は、彼の旋律に官能を覚えてしまう。凱のマネージャーとなり、彼のピアノをそばで聴くようになった環奈は、初めて感じた官能という感情をもっと知りたいと思うようになり！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あーさん☆本に埋もれてます(⁠╯⁠︵⁠╰⁠,⁠)]

主人公が覚醒の兆し？(；￣Д￣）？

2019/06/17

[トラシショウ。]

誰かや何かを本当に好きになる事無く、処女を拗らせて26歳まで未経験な橘環奈。勤務先の音楽事務所でクラシック担当マネージャーとなり、挨拶に向かった気鋭のピアニスト成澤凱の楽曲を聴いた彼女は、その演奏に感動する余り「官能」してしまう。スキャンダルで干されそうな凱の才能に惚れた環奈は彼を再び表舞台に上げようと奮起するが･･･。「Be-Love」本誌で見かけた初回の美麗な絵柄に注目していた作品をようやく読む。絵は繊細でかなり素晴らしいんだけど、ちょっとお話が諸々ツッコミ所が多過ぎで入り込めず(以下コメ欄に余談)。

2019/07/04

[いいちゃん]

★★★☆☆hontoの福袋。ピアニストってだけで萌える。ガイくんのビジュアル良いです。

2021/01/01

[オズ]

絵がめちゃくちゃ綺麗で好き。どのコマとっても美しい。あと女性の手も男性の手も良い。クラシックのことはよく分からないがとにかく眼福。カンナが成澤のことを真摯に思いやる姿勢には感心した。情熱と共感力。作者名欧坂なのにあとがきが誤植で殴る坂になっていてかわいそう。

2019/06/16

[チューリップ]

イケメンピアニストの担当になった主人公。実力はあるけれど評価が良いわけではなく、そこにスキャンダルも加わって仕事を干されそうになる所をどうにかしようと動き出す。ピアノの演奏に悩んでいて、そうなった原因はどうやら過去の恋愛のようでと、主人公には結構ハードル高そうな相手なのでどうなっていくのか気になる。

2024/03/10