相続仮面

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相続仮面

  • 著者名:竹内謙礼/青木寿幸
  • 価格 ¥789(本体¥718)
  • PHP研究所(2018/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569767949

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内容説明

ドロドロと混沌の遺産相続。そこに現れる謎のヒーローとは? 累計20万部突破の「ビジネス戦略ノベル」シリーズ最新作! 金額は関係ない! 愛と憎しみの資産防衛ノベル。 「銀行の預金は友里恵さんに相続させる。汐留のマンションは沙也加と亜美さんの二人に相続させる。そして、死亡保険金の受取人には……『金城陽菜』っていう名前が書かれていますが――」「お母さん、誰なのよ、陽菜って」沙也加が友里恵の両肩を揺さぶった。しばらくなすがままになっていたが、友里恵は「今まで黙っていて、本当にごめんなさい」と、うなだれながら話し始めた。「お父さんと……前妻の間の子の名前よ」「ちょっと、何、その話!」――本文より抜粋 税理士の慎吾は、親族同士で揉める相続の案件が大の苦手だった。ところがある日、相続相談の場に赤と銀のボディスーツに黄色いマスクの男が現れる。豊富な知識と不思議な力で次々と相続事案を円満解決する彼こそが、相続仮面と呼ばれる謎のヒーローだった! さらに相続仮面を追う謎の男も現れて……。生前贈与から節税手法、事業継承まで、相続の基本がわかる異色の資産防衛ノベル。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiyu

6
相続仮面関連の話はさておき(ちょっとベタだったし)、全くと言ってよいほど、この辺りの知識に疎く、何度も読み返す必要があったし、理解できたかも言えないのが正直なところ。税理士の方は凄いなあと感心すると同時に、自身にそのようなことは絶対生じないとは言えないと、身につまされる思いでもあった。2018/08/17

sonohey

4
つい買ってしまう。ストーリーはやはり意外な結末。相続とは何なのか。もし私が遺書を残して死んだとしても相続人が不満であれば諍いは起こるし、少なくとも遺留分の請求は遺書の内容に関わらず可能だ。計ることのできないはずの愛情や憎悪が人生ゲームの最後のように動産、不動産をひっくるめた金という形となって分配される奇妙さ。争いを避けて目を背けても良いのだろうが、相続をめぐる話し合いはある意味で最も意味のある会話ができるのかもしれない。2018/10/07

る-さん

3
なんとインパクトのある表紙とタイトル…!!と思って手に取ったのがきっかけ、相続には元より関心があったのでそのまま購入に至った。実際に税務的な専門知識を交えながらストーリーが進むのだが、なんと言っても面白い!ただ難しい専門用語が並ぶのではなく、ストーリーに交えて専門知識を学べる事例的な小説で、詳しくなくても楽しく読める、とても「気楽に」勉強になる1冊だった。最後の最後まで気になり続ける仮面の正体、意外や意外な結末…続きが気になってサクサク読めて、この著者の作品に強い興味が湧いた。相続の勉強が楽しくなる一冊。2018/07/10

あらあらら

2
今回のテーマはちょっと難しかった。さまざまなケースがあるからややこしい2023/02/10

ほにょこ

2
★★★☆☆ 私は現実の相続については特に心配することはありません。相続の問題はミステリーのネタになっていたりしますので読んでみました。今回は真面目に進めるのかと思ったら、やはりとんでも設定がありました(笑)。色々な制度があるんですね。知らなかったことが多くて勉強になりました。2021/05/03

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