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内容説明
歯科業界が隠してきたタブーをすべて書く!
日本人の歯をダメにした正体は、歯科治療だった――
・虫歯を再発させる“手抜き”の「銀歯」の存在
・歯を削り、抜くことを当然と考える歯医者たち
・歯周病治療を受けているのに歯を失ってしまうワケ
・危ないインプラント手術の現場に潜入
・「感染予防」実施率5割!歯医者の危険な実態
歯を失う連鎖は、「銀歯」から始まっていた――健全な歯まで削り込んで、手抜き銀歯を被せ、歯周病を放置。さらには、歯を抜いてインプラント。「患者の歯を守る」よりも「歯医者の都合」を優先した治療が横行している!
では、いい歯医者と悪徳歯医者をどう見分けるのか? 患者はどうすれば自分の歯を守れるのか? 100人以上の歯医者、歯科衛生士、歯科技工士に取材を重ねた著者がレポートする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
52
自分で歯科医療についての知識を得、防衛することの大切さがわかる。この本のすべてをうのみにするには調査不足と感じるところもあるが、悪徳な歯科医院が存在することも確かなので(私も健康な歯を削られてしまった)、頭に置いておいて損はないのではないだろうか。2018/06/03
C-biscuit
15
図書館で借りる。30代くらいまでと違いここ最近虫歯にならない。この本を読むとなんとなく理由がわかる。予防歯科から歯周病やインプラントなど気になる内容が書かれている。全般的には医療ミスとも言えるような事例や写真が多く使われており、しっかりとした知識を身につけたいと感じる。こういうのも情報リテラシーであり、歯医者の経営環境からも推測することができる。自分はフッ素が有効だと感じていたので、そういう内容なのは、嬉しかった。それにしても8時だよ全員集合の「歯を磨けよ!」というのもスポンサーへの配慮だったのは初耳。2019/03/04
yutaro13
11
「健全な部分も削り歯の寿命を縮める」 「歯周病が治らないのは手抜きが原因」「予防歯科が増えているのは経営のため」「五割の歯医者が基本的な感染予防をしていない」「抜く必要のない歯を抜いてインプラントに誘導」など暗澹たる気持ちになる本。自分の歯と一生付き合っていくには患者側も最低限の知識を持って自衛すべきだと思う。私が定期的に通う「予防歯科に力を入れている」歯医者が本当に大丈夫なのか確信は持てないけれど、少なくとも口腔ケアの基本たるデンタルフロスは旅行にも持っていくほど習慣化されました。え、まだ使ってないの?2019/01/21
makimakimasa
6
歯肉圧排を省く手抜き銀歯は虫歯再発ループの始まり、歯科先進国スウェーデンはコンポジット・レジンが主流。神経を抜いた歯は枯れ木と同じで長持ちせず。歯磨きの基本はフロス、それに付随するのがブラシ。好気性菌の虫歯と嫌気性菌の歯周病は予防法が別々。歯周病検査は探針を歯周ポケットに入れる計測(強さ25gで歯28本×表裏計6ヶ所)とSRP(スケーリング&ルートプレーニング)が基本だが、まともな治療やれる医院は1割程度。インプラントは歯周病完治後、ツーピースタイプで感染対策万全に。TVやネットはフェイクとステマだらけ。2025/04/06
bonbon99
6
歯のことについて、職場の健康診断で歯科検診がくわわったり、市役所からお知らせが来たりで考えたところでした。この本を読むと歯磨きやインプラントなどのいままでの知識について、今の医学を取り入れて、歯科治療を批評しています。今までの歯磨きについて、再考させられました。2018/09/12
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