SB新書<br> 飲んではいけない認知症の薬

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SB新書
飲んではいけない認知症の薬

  • 著者名:浜六郎【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • SBクリエイティブ(2018/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797386608

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内容説明

●認知症1300万人時代到来の裏側に隠れた真実

いまや65歳以上の5人に1人が認知症になると言われ、
「認知症1300万人時代」というフレーズが新聞・週刊誌の誌面に躍っている。
認知症は治るのか、アルツハイマー病の原因は何か、
遺伝子治療の研究は進んでいるのか、早期発見・治療は可能か、
治療薬・ワクチンは効くのか、また予防のための食事療法・サプリメントは有効なのか――。
認知症をめぐる情報洪水のなかで、
本書では薬がかえって認知症を誘発していることに焦点をあて、
間違った診断や処方から大切な家族を守るための知識をみにつける必要があることを説くもの。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かめかめ

4
 認知症の薬には期待したいが、残念ながら副作用が多すぎる。認知症だけでなく数多くの薬を飲んでいる(ポリファーマシー)高齢者も多い。加齢に伴う疾患が、そう簡単によくなるものでもないのだろう。加齢は種々の疾患の最大のリスクファクターだからだ。この本を読んでいるときに、偶然ではあるが、エーザイが新しい認知症の薬の開発を諦めたとの報道があった。やはり、まだ時期尚早なのだろう。2019/03/26

Akio Kudo

3
★★★★ 何十年前も今も薬害は同じ繰り返しなんだと思い知らされる2019/08/16

Kazuo Ebihara

3
身内の者が認知症になり、 薬を飲み始めたので慌ててお勉強。 今、認可されている薬は4種類。 どれも万人に効く訳ではなく、 様々な副作用や、病状を悪化させるリスクも あることが語られています。 周りの者が、体調の変化を良く観て、 時には薬を飲むことを止めさせることや、 生活習慣を変えさせることこそが大切なようです。 2018/06/22

shimashimaon

1
がんは本書のテーマではないが、抗がん剤を変えた時から心身ともに下り坂となり、疼痛管理のための薬剤にも苦しめられるということもあるようだ。医者の言うなりになってはいけないだけでなく、標準治療だからという理由だけで治療方針を決めてはならないと思った。本人のQOL、本人の感情を重視することが大事だと痛感した。そのためにも、治療に対して「?」と思える知識を家族が持ち合わせることも大切だ。ただ、すべからく「飲んではいけない」と理解するのではなく、著者も述べているが、人によって異なるという大前提を忘れてはならない。

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