ぜんぶ運命だったんかい―おじさん社会と女子の一生

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

ぜんぶ運命だったんかい―おじさん社会と女子の一生

  • 笛美【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 亜紀書房(2021/08発売)
  • クリスマスポイント2倍キャンペーン(12/25まで)
  • ポイント 32pt
  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年12月14日 22時30分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750517049
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「#検察庁法改正に抗議します」のTwitterデモ仕掛け人による、初の著作!





男性中心の広告業界でがむしゃらに働いてきた20代。

気が付けば、同世代の男性は結婚し、仕事でも飛躍している。

なのに自分は彼氏もできない。

焦って婚活したものの、高学歴・高所得・仕事での成功が壁となる。



容姿で判断されたり、会議で意見が通らなかったり、男性との賃金格差だったり、ーーなんだか辛くて生きにくい。





あるとき、その理由がわかった。

それは、女性がひとりで生きていくことが難しくなるように、男性に依存しなければいけないように、この社会が作られているからだった。



…………ぜんぶ運命だったんかい。私の運命は、この社会の構造の上に敷かれたものだったんだ」





ひとりの女性がフェミニズム、そして社会活動に目覚めるまでを涙と笑いで綴るエッセイ集。

内容説明

しゃかりきに働いても男には差をつけられ、女子力をつけろと言われる。日本社会が生きづらいのは、男仕様に作られているから。フェミニズムが新しい世界の見方を教えてくれたよ!#検察庁法改正に抗議しますのTwitterデモ仕掛け人による、初の著作!

目次

おじさん社会と女子の青春
おじさん社会と婚活女子
おじさん社会の真実
おじさん社会からの脱落
おじさん社会への逆襲

著者等紹介

笛美[フエミ]
2020年5月8日にTwitterで広がった「#検察庁法改正に抗議します」を作った張本人。ハッシュタグは瞬く間に拡散。400万を超すツイートを生み出し、Twitterトレンド大賞2020の2位に。現在も広告関連の仕事をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アマニョッキ

43
広告代理店で働くバリキャリ女子が『#検察庁法改正に抗議します』を生みだすまでのお話。途中まじでこれ私かいな?と思うことしばしば。取引先と飲みに行きべろべろに酔わされて、初対面の男に拉致されていく私の姿を眺めていた上司の顔は一生忘れない。そういえばその職場は女子の営業車運転は禁止されてたな。新入社員歓迎会では専務に膝に座るよう強要されたな。今思えば差別とセクハラのかたまり。あの頃の自分に読ませてあげたかったなーと思うのが1番の感想。なのでもし今少しでも悩んでいる誰かがいれば、そこのあなたに読んでほしい1冊。2022/08/17

yoneyama

22
広告屋さんらしく言葉の歯切れがよく、前半の「でした」調の告白風からF国で気づいて以降の自信を取り戻した言葉の違いに注目した。おっさん社会主義は女性さえもオルグしてしまう。高橋まつりさん伊藤詩織さん事件を知ってもまだよそ事で、安倍晋三をかわいい人気者だと思っていた点もハマり込んでいた深さを知る。1990年就職の私の世代は、やはり名誉男性扱いの女性しか仕事場に残れなかったし、彼女たちには結婚もなかった。妻がこれを読み在職時代の悪夢を思い出し、娘はこれを読み大会社への就職に不安を抱く。うちは三人とも読んだ。2022/08/16

二人娘の父

16
広告業界で働く高学歴高キャリアの若い女性が、いかにして政治や社会にリンクしていったのか、その内面を時系列で丹念に吐露する傑作。テイラースウィフト「ミス・アメリカーナ」を彷彿とさせる内容。それは著者がフェミニズムを自覚していく過程とぴったりと重なっていく。いやフェミニズムに触れたからこそ、社会と向き合い、政治に関与することになっていく。広告業界で身に付けた思考が、多くの人に伝える技術の基礎となっている点も興味深い。すべての政治家と政治・社会運動に携わる人々が読むべき。でも「トンマナ」が分からなかった。2021/07/26

panda

12
笛美さんが味わった思いを、日々感じながら会社に行っている自分としては、この思いを世の中に発信して下さって、本当にありがとうと感じています。ですが、自身も発信したり意見を言うことを諦めてはいけないですし、この理不尽な世の中を作っているのは政治なので、やはりそこに意識を向けなければならないと思います。日本のジェンダーギャップ指数がある状況は、内面化されていて、女性も意識を変えていかないと日本は退化するだけだろうなと、日々職場で感じる私にはグサッと来る本でした。とりあえず、夫婦別姓とか早く実現してほしいです。2022/02/23

ayunami

10
このおじさん社会で私はこれから生きていくのかと軽く絶望しました(笑)「無知」って怖いです。物事の良し悪しを判断できないし、気付けない。この本も母が借りてきたから読んだものの、そうでなかったら出会ってすらいなかった本かもしれません。1月にして2022年ベスト10には入りそうな本でした。2022/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18303439
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。