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内容説明
USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)を劇的な再生に導いた後、
マーケティング精鋭集団「株式会社 刀」を設立、
マーケティングによる日本の活性化に邁進中の戦略家、森岡毅氏の待望の最新刊!
なぜ、日本企業はマーケティングを活かせないのか?
なぜ、あなたの提案は通らないのか?
実戦経験を極めた著者が、あなたを成功に導く新しい<組織論>
「ビジネスは策を立てるより、実行する方が100倍難しい」。
優秀なマーケターが良策を立てても、経営トップに決断させられない、
あるいは採用されても組織が動かないなら、結果を出すことはできません。
「会社が“実行できる組織”に生まれ変わり、人を動かすには?」
「社員が組織のために正しい行動を取る“確率”を高めるには?」
本書は、世の中にあふれる教科書的な組織論とは一線を画した
ビジネスパーソンであれば誰もがしっかりと認識しておくべき、実戦で役立つ組織論です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書ニスタ
36
マーケティングを中心に組織を再編するという話。セブンの鈴木氏の商品開発の頻度や、AKBの秋元氏が着信アリを書いてたとか、その辺りは面白かった。 前作に比して、森岡さんが響いてこない一冊。確率論書いて燃え尽きたとあったので、そっちを読もうと思う。2020/02/11
亀山正喜
14
前著、「USJを変えたたった1つの~」が良かったので読んでみた。しかし、マーケティング会社を立ち上げた直後からか、前著よりも自分の功績を前面に押し出す内容が気になった。バランスの問題だと思うので、自作は是非自分の功績を抑え(実績は文句なしなので)語ってもらいたい。2018/12/08
ue3104
10
今、一番話を聞きたい人。 映像で見た、独特の話し方がそのまま文章になった感じで、全体にものすごい熱を感じた。ほんとに好きなんだな…というのが率直な感想。数字を読み取り、そこから仮説を立てる。そして、ゴールの姿を明確にして、そこから逆算する。その根底にあるのは、その会社そのものや商品、サービスへのあふれんばかりの興味なのだと感じた。2021/12/26
Miya
10
階層構造がある組織に所属している方にはぜひ読んでいただきたい一冊。組織の下っ端でありながら大きな行動を起こすためには、意思決定者にとってメリットがある提案をしなければならず、そのメリットを全体と個人の2観点で考える必要がある。全体の観点では大義に沿っていることが重要であり、個人の観点では意思決定者の自己保存欲求を満たすことが重要である。組織において理想なき課題解決はただの不満解消に過ぎないから前者は非常に納得である。後者は納得しきれないが自分の提案を通すための手段として、受け入れる必要があると感じる。2020/08/09
templecity
9
USJを立て直したP&G出身のCMOがマーケティングの重要さを説く。作ったものを売るのではなく売れるものを作る、これがマーケット思考。幹部の中では若年だったので軋轢もあったが情熱を持って市場があることを説いた。評価も一般企業の100~130と言った幅ではなく何倍も査定では差をつけた。日本の組織では上に甘くなりがちだが、駄目な上司は自分にやさしい上司。評価時期に駄目だったというのではなく、定期的に面談をして今のままだと良い評価が取れないと具体的なアドバイスとともにコミュニケーションを取ること。(続きあり)2019/03/18