内容説明
歴史学者・磯田道史氏が推薦! アメリカ、中国でさえ、暴走する北朝鮮を止められないのは何故? その答えに近づくには、「各国の動きに、どんなメリットがあるのか?」と分析し、歴史の事実に率直に目を向ける姿勢が必要です。日本以外から見た北朝鮮、中国の実力、尖閣諸島を取り巻く本音、靖国神社参拝が怒られる理由という4つの国際ニュースについて、Q&A形式で読めるのが本書です。国際ニュースを読む力が身につきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかは
46
読みやすく書かれているので、学生さんにも読めそうです。……結構、知らなかったこともあったので、今までほんと無関心すぎたんだなと再確認。何しろ歴史は恥ずかしいことに近代はあまり知らないので、今更ながらそっち関係も読んでみようと思います。1つの本でわかった気になるのも危険ですからね。でも、この本の言ってることはなるほど~と思うことが多かったです。2018/10/26
組織液
9
ふと目についたので図書館で借りました。内容も難しくなく振り仮名もついているので小学生にでも読めるのでは?中国、韓国、北朝鮮と書いてありますが大体が中国の話題で韓国に関してはほぼおまけ程度しか載っていません。これなら中国一点に絞った方が良かったのではと少し思いました。中国では靖国参拝=日本軍肯定になるという例を挙げて「ある事柄が国境を越えた時、意味が単純化されて相手国民に理解されてしまう現象が起こる」ということが書いてありましたが、今思えばこれは自分にも当てはまることがあったので反省しておきます((2019/10/30
spatz
7
細かいところでは納得いかないところもあるが、大筋ではよいのではないかとおもう、政治的なこととか(17歳高2)
乱読家 護る会支持!
5
世界情勢を語る場合、〇〇国は悪い国だ!〇〇国は良い国だ!〇〇国は嫌いだ!〇〇国は好きだ! という、良い悪い、好き嫌いで判断している方がとても多い気がします。 特に、北朝鮮、韓国、中国に対しては、悪い国、嫌いな国で思考が止まっている方が多い。。。 それぞれの国の歴史を見れば、その主要民族の価値観や国としての性格がわかる。また、それぞれの国が、何のためにその国策をしているのかがわかってくる。。。 で、この本は隣国の事を少し理解できるようになる本です。 そして詳しくお知りになりたい方は、独立講演会へ!!2018/10/18
Arowana
4
なるほど!2019/02/23