P+D BOOKS<br> P+D BOOKS 三匹の蟹

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P+D BOOKS
P+D BOOKS 三匹の蟹

  • 著者名:大庭みな子【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 小学館(2018/06発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093523400

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内容説明

乾いた筆致で描くある主婦の“孤独と倦怠”。

異国に暮らす由梨は、夫と自分双方の浮気相手が集うホームパーティーに参加する気になれず、ひとりで外出してしまう。

遊園地の民芸館で知り合ったアメリカ男に誘われ、海辺のドライブについて行き、そこで男は、赤いネオンが点滅している宿「三匹の蟹」へ行こうと誘うのだった。

果てしない存在の孤独感、そして愛の倦怠が引き起こす生の崩壊を乾いた筆致で描き出した「三匹の蟹」は第59回芥川賞を受賞。「三匹の蟹」以前に執筆された日本人女性留学者の青春への決別を描いた連作「構図のない絵」、「虹と浮橋」も併録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HH2020

6
▽ 「津田梅子」がよかったのでこの作者の著作にチャレンジしてみた。「三匹の蟹」は芥川賞受賞作だそうだ。ほかに「構図のない絵」と「虹と浮橋」を収録。この二作は連作になっている。いずれも予想した作風ではまったくなく、難解で私には歯が立たなかった。2019/06/17

みや

5
第59回芥川賞受賞作の表題作ほか3篇。いずれも異国を舞台にした作品。倫理観からはみ出した奔放な女性像と、日本とは異質の多民族国家の日常描写は、当時としては衝撃だったのかもしれない。そうした自分とは縁遠い世界を疑似体験できるのが読書の醍醐味のひとつとはいえ、無知ゆえに理解が追いつかなかった。米国式(?)のシニカルでウィットに富んだ会話の応酬に苦戦し、表層をなぞるだけで精一杯。残念ながら作品の世界を楽しむことはできなかった。2024/02/17

OMO

2
面白さ:○   興味:○   読みやすさ:○   新鮮さ:○   文学的云々:△2024/07/16

kira

0
三匹の蟹だけを読む。2020/04/02

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