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内容説明
「見た目にこだわれ」「小心者であれ」「あきらめかけたときがチャンスと思え」…テスト生として入団し、一度は戦力外通告をされながらも、戦後初の三冠王にまで上り詰めた野村克也。監督としても、ID野球・野村再生工場で弱小チームを日本一に導くなどしてきた実績を持つ。そんな球界きっての知将が、自らの経験をもとに、人生に「番狂わせ」を起こす具体的な方法を、26の絶対法則にまとめた野村メソッドの集大成!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨータン
9
野村さん、やはりすごい。ものすごい努力家。ほんとに自分で運を引き寄せているだなと思いました。ノムさんから見れば他のプロ野球選手はだらしなく感じるのはわかります。そんな中でも大谷選手の謙虚さはノムさんも褒めていて、なんか嬉しくなりました。やはり自分の状況を俯瞰して見て、今自分は何をするべきかわかっている人がプロの世界で生き延びるんですね。2021/11/09
みこ
6
読むと沙知代夫人が亡くなった後に書かれたものだと分かる。テレビの会見を見てその姿に心配していたのだが「まだ逝くわけにはいかない」「私には伸びしろがある」「本の出版の話がきてありがたい」など非常に前向きな言葉が並んでいて安心した。ウィットに富んだ皮肉も健在のようだ。それでも最後の三節は読んでいてなぜか涙がこぼれてきた。なんだかこの本が現代に生きる我々への遺言のように思えてきたからである。本当は長嶋のことが大好きな偏屈爺さんの与太話をもっと聞かせて欲しいものである。2018/03/22
まる@珈琲読書
4
★★★★☆ ■感想:努力と工夫そして行動の積み重ね。自分の弱みを理解し克服し、勝利のために準備を怠らない。自分の仕事ぶりが恥ずかしくなってしまう。読んで終わりではなく、一つでも行動に移していこう。 ■学び:常に備えよ。恥の意識=プロ意識。1日3試合。ポジティブ思考に逃げない。常に小心者であれ。自己アピール。運、不運に備える。2018/04/29
K2
2
野村さんの本はたくさん読んでいる為、目新しい事は殆ど無かったが、『引退すべきと感じた瞬間』と『星野さんを心底嫌っている事』が初めて知ったことか🙂2019/02/04
鴨の入れ首
1
野村克也さんの初心者向け野球解説書です。日本野球史に残るであろう名捕手にして名監督だった野村さんなればこそ、まっとうな努力や事前準備することの大切さは非常に説得力を持つと思います。野球だけでなく社会人としても、十分役に立つ本だったと思います。大変興味深く読みました。2024/09/04